兄貴と彼女-2
「大地君、今日はもう疲れちゃった?」
莉菜ちゃんはいつものように、2回目のセックスを始めようと俺のチンポを触ってきた。
でも俺は決心した。もう終わりにしよう、こんな不毛な恋・・・。
いくら願っても莉菜ちゃんは俺の彼女にはならない。
「あのさ・・・」
俺が真顔で莉菜ちゃんに向き合うと、莉菜ちゃんもそれに感づいたのか、彼女から笑顔が消えた。
「莉菜ちゃん兄貴と結婚すんだろ?」
「・・・うん。」
「じゃあ、俺とこんな事していていい訳?兄貴何にも知らないんでしょ?」
莉菜ちゃんは困った顔をした。当然だ。
彼氏がいながら他の男とヤッてんだもんな。
―――と思ったのに、莉菜ちゃんの答えは俺の予想と違った。
「・・・ううん、知ってるよ。」
はいっ?!今、莉菜ちゃんなんて言った?
「知ってるって、兄貴・・・このこと知ってんのかよ?!」
「だって大洋君に言われたんだもん。」
「は?!どういう事?!」