淫らな彼女-7
『わかる!すぐ行くから待ってて!!』
俺は電話を切ってすぐに駆けだした。
ガラス張りのカフェが見えると、窓際の席に莉菜ちゃんは一人で何かを読んでいる姿が見えた。よかった、他の男には目をつけられていなかった。
でも危ないよ、莉菜ちゃん。こんな場所でそんな無防備な姿でいちゃ・・・。
窓越しに俺は莉菜ちゃんを見つめていると、それに気がついた彼女は荷物をまとめて外に出てきた。
「ごめんね、待った?」
「ううん、待ってないよ。」
そう言いながら莉菜ちゃんは俺の腕に手を回してきた。
「もう秋だから夜は寒いね!」
上目づかいで見つめられて、俺は柄にもなく顔が赤くなってしまった。
超カワイイーーー!!!
ん?それよりおっぱいが腕に当たってる気がするんですけど・・・?
莉菜ちゃんはそんな俺にお構いなしに歩き出した。
ん?その方向はラブホが立ち並んでいる通りな気がするんですけど・・・?