デビルサマナー ソウルハッカーズ外伝-13
「ちょ、ちょ、ちょっとネミッサ？！勝手な事ばかりして………もう」
黙ったままお互いに見つめあっていたが、どちらからともなく近寄り、キスを交わす。口を押し被せ、情熱的に相手の舌を絡めとり、きつく吸い上げる。かと思うと、唾液を流し込んで互いの唾液と混ぜて粘っこく溶かしあう。
「む…うんん……」
唇を貪りながら、張りのある乳房を小刻みに揉み解してやるうちにみるみるヒトミの性感が昂ぶり、身体をよじらせる。膨らみを時間を掛けていたぶり、淡い色の乳頭をくりっと摘むとヒトミは眉を曇らせた。その悶え様はオレを興奮させる。
「うっ…あっ……は、あ…あああ、ん……んくぅ……」
「次は…下だ……」
ベッドに押し倒してショーツを脱がしに掛かる。ヒトミは最後に抱いた時と同じく驚くほど細いウエストをしている。それでいて決して貧弱というわけで無く、腰から臀部にかけてむちっと肉が付き、大胆な流線型を描いている。
花芯は恥丘の膨らみがふっくら盛り上がっている。クレバスを探り当てると巧みに花弁全体を刺激してやる。すでにねっとり水分を含み始め、指の腹でなぞるたび汁気を弾かせた。
「そ、そこ…いい……」
最後の一枚も取る。
淫らな逆三角形の飾り毛に包まれ、妖美に会陰部が口を開けている。左右に分かれてムンと艶かしく二枚の花びらが露出していた。そこはまだ色素の沈殿の少ない紅色をしており、止めども無く滴る愛液を浴びて光を跳ね返していた。
「早く…早く、頂戴……」
すらりとした内腿をくくっと痙攣させて悶えるヒトミ。そんな彼女に、オレはもう一人をダブらせていた。
『アタシは…風呂彦の事が好き』
『人が好きになったら理屈じゃないんだから…どうしようもないじゃない』
ネミッサ。同情…なのかも知れない。だが……
あの最後に見た悲しげな顔を忘れられないオレは、寸刻躊躇ったがヒトミに頼んでみる事にした。
「ヒトミ…ちょっと聞きたいんだけど……ネミッサと記憶は共有できるんだよな？なら…感覚は共有できないか？」
初め何を言われているのか分からなかったようだが、すぐにオレの言わんとする事を察し、軽く溜め息をついた。
「もう…風呂彦って優しすぎるよ」
「……すまん」
「…いいわよ。それより、感覚は…伝わらないわ」
「なら、交互に入れ代わる事は出来ないか？」
我ながら無茶な注文をする。断られると覚悟していたが……意外にもヒトミは反対しなかった。彼女もまた、同居人のことを気に掛けていたのだ。
すうっ、と綺麗な銀髪に変わる。
「バカだよ、あんたたち…」
泣きそうな顔で、にこっと微笑む。
「でも…ありがとうね」
「構わないさ」
「……初めてだね、風呂彦とこうなるの……」
オレは返事する代わりにおでこにキスをして、あぐらの上に彼女を乗せた。
ネミッサは何も言わないが、怖いようだ。もじもじと身体をくねらせる。微かな震えがそれにあわせて伝わってきていた。
彼女の心に触れたオレは胸のうちに熱いものを感じた。
すでに準備の整っている花びらに、陰茎をそっと添える。入り口にあてがった状態で、軽く擦ってやるとネミッサは可愛らしく身を撥ねらせた。
「ふあっ、き、気持ちいっ…」
熱を持った肉茎でこじ開けるため、裸体を抱きしめる。そっと、突き上げた。
「う…くく、き…つぅい…」
あまりの感触の良さに一突きで蜜壷の奥まで刺し貫いてしまった。カリの部分で削岩機のように壁を削り、抜き差しする。
ネミッサは俺の肩に華奢な腕を回し、力の限りしがみついてくる。悩ましく嗚咽しながらもピッチを併せ、上下に規則正しく動かしていく。
「あひぃ、ひいっ……はいっ…てくるぅ…」
「ネミッサ、ヒトミと交互に変わってくれないか？その…二人とも、平等にしたい」
こくんと頷くと、すぐにヒトミが現われる。チェンジしても感じている顔に変わりは無い為、傍目には瞬時に髪が銀から黒に変化したようにしか見えない。