接触する2人-4
一日でも触れなければ我慢出来ないように、健太郎は紗英の尻をグッと掴み上げる。紗英の夫と対面したのにも関わらず不倫を控えようなどとは考えていない証だ。そう紗英には伝わった。
キスが長い。お前は旦那の物じゃない、俺の物だ…、そう言わんばかりの健太郎。ジリジリとスカートを捲り上げていく。
「藤間ぁ!」
ようやく唇を離した健太郎は紗英の背後に回り込み体の前面を荒々しく弄る。ガッと股間に手を突っ込みパンティの上からグイグイと性器を押す。
「ああん…!」
クリトリスに激しく圧力をかけられると押し出されるように愛液がパンティに滲んだ。
(それでも感じちゃうんだ、私…)
不倫をやめる事を切り出そうとしているのに体が止めたがらない。自分の不貞さに幻滅すら覚える。体はどんどん燃え上がる。着衣を乱す自分への興奮すら覚える。
「藤間ぁ、俺さぁ、お前の旦那に会ってさぁ…、心の中で思ってたよ。あんたの奥さんいつもお借りして悪いねぇって、さ?あんたのチンポより俺のチンポの方がいいんだってさ…ってね。フフフ…。おたくがしっかり妻の相手してやんないから俺がたっぷりと使ってやってるんだよって、さ?」
耳元でいやらしく囁く健太郎に紗英は体をくねらせる。
「こんなにスケベな体を使わないなんて信じらんないよ。こんなにスケベで気持ちいいカラダを、ね…」
健太郎の左右の手が、それぞれパンティの中とブラジャーの中に忍び入る。それぞれが女の体の中で興奮すると張り詰める箇所を撫で始める。
「ああぅっ…んん!!」
膝がカクッと折れる。
「気持ちいいよなぁ…。こんなに張りつめて…」
コリッとした乳首を指で摘まみ上げる。健太郎に開発された乳首は強い刺激にこそ悦びを得る。
「ああん…、んっ…んっは…」
「良く濡らす女だ…。」
健太郎の指を滑らかに動かす粘度の高い愛液が滴る。健太郎が不意に腕の力を弱めると紗英は床に崩れ落ちた。
「あ…」
仰向けになった紗英の喉元に跨がる健太郎。
「俺のも気持ち良くして貰わなきゃな。」
チャックを下ろす健太郎を見上げゾクッとした紗英であった。