新人歓迎会(後編)-3
■視点 西卓也
名前が呼ばれた俺は、秘部をさらけ出す岡田の前に行く。
「も、もう、いや……に、西さん、助けて……。」
涙を滲ませる岡田は、両手を一つにして拘束され、足は固定され大きく開脚されたまま閉じれないでいる。今の岡田は、男の欲望を受け止めるだけの道具に成り下がっている。そう思うだけで、俺の股間は大きく屹立していた。
それにしても悔やまれる。本当は俺だって童貞なのだ。居酒屋で聞かれた時、つい虚勢をはってしまった。昔からの悪い癖で、できる限り人より優位に立とうとしてしまう。今回も、川端が童貞だと言うから、つい一回だけ経験があるなどと言ってしまった。
それさえなければ、岡田の処女は俺のものだったのかもしれないのに。とても悔やまれる。しかしまぁ、それでもまだ新品同様のクレバスだ。思う存分楽しもうと思う。
二次元にしか興味を持てなかった俺は、三次元の女性に興味を持ったことなどなかった。いや、過去に一度、クラスメートを好きになったことがある。しかし、そのときにこっぴどくふられたことがトラウマとなり、それ以来恋愛どころか、興味すら持てなくなった。
影では「キモオタ」などと呼ばれていることは知っていた。それでも二次元の女の子がいてくれれば、俺は何の問題もなかったのだ。
そんな俺を変えたのは岡田だった。どの女もオタクな話をするとドン引きし、顔を引きつらせたままその場を後にする。ところが、岡田は違った。オタクの知識こそないが、ドン引きしないし、興味を持とうとしてくれる。
初めこそ、逆に引いた俺だったが、気づくと岡田を好きになっていた。オナニーのネタは、全て岡田になった。岡田には好きなアニメのコスプレをさせ、恥ずかしいポーズを取らせる。すると羞恥心で真っ赤になる岡田を、今度は思う存分陵辱するのだ。
そうやって、何度も何度も岡田を汚したが、それは妄想の中でのことだった。しかし、今目の前には岡田の肉壺がある。陵辱してよいという免罪符も得た。
「に、西さん……お願い、助けて……。」
恐怖からなのか、抵抗が許されない状態で小刻みに震える岡田はひどくそそる。俺はベルトを外すと、一気にパンツごとズボンを下ろす。俺のものが天に向けて大きくそそり立つ。
「ひっ……い、いや、やめて……こないで……。」
俺ははやる気持ちを抑えつつ、コンドームを装着する。
「こないで……こないでっ!いやっ、いやっ!」
テラテラと光る香澄のクレバスへ、誘われるように指を入れる。
「ひぁ⁉︎や、やめて!ひんっ、ん、や、いや、ひぅん!」
ぐちゅぐちゅと音を立ててかき混ぜた指を、俺は鼻に持って行き匂いを嗅ぐ。酸味のある酸っぱい臭いが、俺の鼻を刺激する。これが、岡田のアソコの匂いか。
「や……な、なにしてるの……。」
「なにって、分からない?岡田のアソコの匂いを嗅いでるんだよ。いい匂いするじゃん。」
「いやっ、気持ち悪い!やめてください!」
顔をしかめて岡田は、俺から顔を背ける。だから俺は、その間に岡田のアソコへ挿入してやった。
「ひぐぅっ⁉︎」
岡田が悲鳴をあげた。岡田の中は狭くて、熱くて、摩擦感があって。岡田で得られる快感は、一人でするのとはわけが違った。俺は、その快感を貪りたくて、すぐに腰をグラインドさせる。
「ひぅん!い、や、んくぅ!だ、だめ……はぅん!」
俺の動きに合わせて、岡田の体も動く。それに合わせて、小ぶりな胸も微かに揺れる。そういえば、川端のやつは胸は触ってなかったな。水口さんも下半身ばかりで胸は触っていない。処女は川端にくれてやったけど、せめて胸ぐらいは一番乗りしとくか。
そう思った俺は、岡田の使い込まれていない、きれいな桜色した胸の先端を強くつまむ。
「ひぅん⁉︎」
突然の衝撃に驚いたのだろうか。岡田のアソコが急に、キュッとしまった。
「ひは、これはいいな。」
俺は片方の乳首を摘まむと、もう片方は乳房を愛撫する。
「ひぁん⁉︎い、いや、や、やめ、ひぎっ!あ、ん、くっ、んぅ⁉︎」
俺が刺激を与えるたびにアソコがしまり、その快感が良くて強く腰をふる。その間も、胸への刺激は忘れない。岡田はあられもない姿で固定されたままなので、俺の両手はフリーだ。思う存分胸を堪能する。
「ひぅん!や、んぅ、い、だめ……くぅん⁉︎」
岡田のアソコは、何度も何度も俺を締め付け、俺はとうとう限界に達する。
「くぅ……いくぞ……岡田、岡田、岡田、岡田ぁぁぁ!」
はぁ、はぁ。興奮のあまり、理性を抑えきれなかった俺は、気づくと何度も何度も岡田の名前を呼んでいた。
「満足したようだね、西くん。さ、次は岩倉くんが好きにしていい番だよ。」