新人歓迎会(前編)-6
「っっっっっっっ⁉︎」
途端、強烈な快感が全身を駆け巡った。あまりの快感に声にならない悲鳴を上げる。
「や、や、やめ、んぁ⁉︎な、なに、これ……こ、こんなの、む、り、ひぅ⁉︎」
大きく目を見開き、口を大きく開いたまま、これまで感じたことのない強烈な快感に身をよじる。
「どうかな、満足?……あ、満足してくれてるみたいだね。」
憲司は、香澄のクレバスからローターのコードを伝ってしたたり落ちる愛液を見て、よかったよかったと呟く。
「お、おねが、いんぅ!と、とめ、て……ひぐぅ⁉︎」
「あれ、まだ足りない?仕方ないなぁ。」
憲司は再び一番敏感な部分に当ててる電マのスイッチに手をかける。その様子を見て、香澄は彼が何をしようとするのか、容易に想像がついた。
「ま、まって、んぅ!こ、これ、いじょ、は、んぅ⁉︎だ、だめ、ひぅ!」
そんな香澄の様子を見ながら、憲司はスイッチを「強」へと入れた。
「い、ぅ……あ、あ、いあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
全身を痺れるような快感が走るとともに、ビクビクっと体が痙攣する。そして、香澄の体から力がすっと抜ける。
「あ……あ、い、い、あ……。」
香澄の大きく開かれた目からは涙がこぼれ、口からはヨダレが垂れた。愛液の分泌量も増え、足元には水たまりを作っている。
「あれ、もしかしていっちゃった?まだまだこれからなのに、よがり狂ったりしないでね。」
憲司の言う通り、香澄はこの短時間の責めであっさりとオーガズムに達した。指オナニーばかりだった香澄にとって、道具を使った責めは刺激が強すぎたのだ。
放心状態の香澄を見ながら、今度はクレバスに当てた電マのスイッチを「強」にする。途端、香澄の体はビクンっと痙攣する。
「っっっ⁉︎……あ、ま、まっ、いま、だめ、ひぅん!」
達したばかりの香澄の体は、今や全身が性感帯のようになっている。ローターのコードが太ももに触れるだけで、全身を快感が駆け巡る。
そんな香澄を、電マやローターが責め続ける。
「い、いや……とめ、て……ひん⁉︎」
責めているのが人間であれば、疲れを覚え刺激も少しはおさまったかもしれない。しかし、疲れを知らない道具達は、絶え間無く香澄へ刺激を与え続ける。
「そろそろ、ローターも強くしようか。」
「あ、い、いや……ま、まって……ひぁん⁉︎」
香澄の中にあるローターの動きが、途端に激しくなる。
「い、いや!だめ、だめ、ひぅ!とめて、やだ、やだ!わたし、また!……っ、ひぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
快感が全身を駆け巡ると、またもや体からすっと力が抜ける。早くも二回目のオーガズムだ。香澄の頭の中は真っ白になり、目の前がチカチカする。
しかし、それでも道具は刺激を与えることをやめない。
「も、もう、たすけ、て……。」
三回目のオーガズムも、そんなに時間がかからないかもしれない。そんな絶望の中、香澄は与えられる刺激に耐える他なかった。