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会社の備品
【OL/お姉さん 官能小説】

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新人歓迎会(前編)-5

 憲司は二種類の道具を手に持っていた。ローターが一つと、電マが二つだ。香澄が一人でするときは、指でしかしたことがないため使ったことはないが、名前や形、使い方は本や友人との会話で知っていた。

「な、何に使うんですか……そんなもの……。」

 分かってはいたが、聞かずにはいられなかった。怯える香澄に、憲司はいつもの爽やかな笑顔で答える。

「もしかして怖いのかな?大丈夫、痛いことはしないから。」

「そうじゃなくて!何に、何に使うんですか⁉︎」

「もしかして初めて見る?いいよ、じゃあ使い方を教えてあげるね。」

「ま、待って!そうじゃなくて、あ、い、いや、こないで……。」

 憲司はゆっくり香澄に近づく。香澄は逃げたくて仕方ないが、両手に付けられた手錠がそれを許さない。せめてもの抵抗と、香澄は太ももを力を込めて閉じる。

 しかし、そんな抵抗も憲司の前には無駄だった。

 香澄のそばにきた憲司は、道具を手にしていない方の手で手刀を作り、しっかりと閉じられた太ももの間に割入ってくる。そして、強引にぐっと手刀を奥へと押し込んだ。

「ひっ!」

 いともあっさり突破した憲司の手は、手の平と手の甲が香澄の太ももによって挟まれている。

「岡田さんの太ももは、すべすべしてて柔らかくて温かくて、とても気持ちいいね。」

「やめて!いいから、離れてください!」

 憲司は褒め言葉のつもりだったのかもしれないが、香澄にとってそれは、気持ちの悪いものでしかなかった。

 憲司の手は強く閉じられている太ももの間を、ゆっくりと上へ上へと目指す。

「い、いや……やめて……。」

 這い上がる手の感触の気持ち悪さと、抵抗できない絶望感から体が震える。それでも、少しでも侵入を止めようと、香澄は脚に力を込めた。

 しかし、憲司の手は止まることなく、とうとう太ももの付け根へと到達する。

「ひぁん⁉︎」

 香澄の敏感なところに手が当たり、思わず声が出る。それを見た憲司は愉しそうに笑いながら、手を動かす。

「ダメだよ、岡田さん。力抜いてくれないと。手がうまく動かせないじゃない。」

「ひんっ⁉︎あ、や、ぁん、んぅ!やめ……ひぅ⁉︎」

 敏感なところをグリグリと刺激され、香澄から艶のある声が漏れる。

「あれ。もしかして、岡田さん、濡れちゃってない?気持ちいいの?」

「そ、そんな、わけ、ひぐぅ!」

「あはは、相当気持ちいいんだね。」

 香澄は否定をしようとした言葉を、更に強く押し付けられたために止めれた。そんな些細な抵抗すらも許してもらえない。

 憲司は押し付けていた手を少し降ろすと、今度は手刀から握り拳に変える。すると少しだけだが、太ももによって閉じられていた股間に隙間ができた。

 すかさず憲司は、その隙間からローターを香澄のクレバスへと挿入した。くちゅっと、湿った音をたて大した抵抗もなく入っていく。

「ぅん!や、やだ!とってください!」

 自分の指しか入ったことのないクレバスに異物が混入され、香澄は気持ち悪くて仕方が無い。そんな香澄を尻目に、憲司はローターのスイッチを「弱」に入れる。

「ひぁ⁉︎ちょ、や、んぅ……い、いやっ、やめ、ひん!」

 急に動き出したローターは、香澄の中で休むことなく刺激を与え続ける。香澄は突然の刺激に体を捩り、全身に力がこもる。

「いい声で鳴くね、岡田さん。気持ちいい?」

「き、気持ちよく、なんか……ひぅ!な、ない……ぁん!」

 香澄が声を抑えられないほどの刺激に、体を捩りながら快感を覚えているのは明らかだった。しかし、憲司は香澄の答えに満足したように頷く。

「そうだよね、まだ足りないよね。だったら、次はこれを使ってみようか。」

 憲司は近くの同僚にローターのスイッチを渡すと、今度は二本の電マを持ち出してくる。

「や、やだ、んぅ!ま、まっ、ひん!お、おねがい、ひぁ!」

 ローターの刺激によがる香澄の太ももに、憲司は自分の脚を差し入れて、強引に開脚させる。そして、一本は地面と垂直にしてクレバスへ当て、そしてもう一本は地面と水平にして一番敏感な部分へ当てる。

「んぅ⁉︎や、やだ、やめ、てっ!」

 香澄の太ももから脚を抜くと、憲司はにっこりと笑顔を浮かべたまま、両方のスイッチを「弱」に入れた。


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