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ホックをはずしてあらわになった胸を口に含んで
「あ。なんか凄く嬉しい。この身体正真正銘に俺のだ。
この前セックスした時、なんか騙しているような後ろめたさがあった」
と苦笑すれば
「え?あんなに強引だったのに?」
なんてふざけて笑った。
「男はね、強引にしてでも手に入れたい時があるんだよ」
そう言って抱きしめて。
手のひらで身体中をさする。
やっとたどり着いた秘部はすでに濡れていて
指を入れてかき回した。
いやらしく響いたその水音は、薄暗い部屋にやけに響いて
恥ずかしそうに俺に抱きつくから、耳元で
「好きだよ」
とつぶやいた。
早く入りたくて、早く心も体も俺のモノだと証明したくて。
身体から出した指が十分濡れているのを確認して
ゴムを付けて性急に入った。
「はぁ・・・ぁ」
漏れ聞こえる真子の声に俺自身が反応して
その声がもっと聞きたくて
ゆっくりだった律動を早くして抱きしめた。
「真子」
夢中でキスをして、赤くはれた唇の端から
銀色の糸を引いて流れ落ちる唾液を舐め取った。
「あぁ・・・・ぁ・・・ぁ」
俺が優しく指先で身体を刺激すれば
ピクンとそのたびに身体が反応する。
その反応が可愛くて
首筋に顔をうずめて胸を揉みしだく。