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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初体験-3

奈々子はどうしても最初に弾いた曲の題名が知りたかった。
あの曲をもう一度聞きたい。
CDを探しに行こうと思ったからだった。

奈々子はすぐに傍にいた看護師に、
彼が何者なのかを尋ねると音大生だと言うことが分かった。

“本橋 未来ちゃん”のお兄さんと言うことを教えてもらい、
奈々子はさっそくその女の子の病室へと向かう。
きっと彼はそこにいるだろうと思ったから。

病室の戸を叩くと彼はそこにいた。
彼は悲しそうにベッドの傍に座って、女の子を見つめていた。
女の子は呼吸器をつけていて眠っていた。

彼は奈々子の存在に気がつくと椅子から立ち上がり、奈々子の方へ向かってきた。
そのまま彼はそっと病室の戸を閉め、奈々子の視界から女の子の姿が見えなくなった。



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