事務所での密行 2-2
「へへへ、藤間にスケベな気分にさせられてるのは俺だけじゃないんだぜ?」
健太郎は紗英の胸を揉みながら言った。
「えっ…」
「最近の藤間はたまらないとみんな言ってるよ。見てるだけでムラムラさせられるって、ね?」
「そ、そんな…、私なんか…」
「藤間は自分のスケベさに気付いていない。AVを観るのと同じ興奮を藤間は持ってるんだ。きっと若い奴らは藤間をオカズにセンズリこいてる奴もいるだろうな。パッと気付くとお前をスケベな目で見てる男、けっこういるぜ?」
「う、嘘…」
「マジだよ。お前の太股や胸元を見てニヤけてる奴ら、多いぜ?」
「そ、そんな事、ないよ…」
全く信じられなかった。そんな事を言われたら明日から意識してしまう。男子社員の目が気になって仕方ないだろう。
「でもな、藤間の体は俺の物だ。他の奴らには渡さないからな…?」
主従関係を分からすかのように乳首を強く抓り痛みを与える健太郎。紗英の顔が歪む。
「わ、私は丹野さんだけです…ああん…」
健太郎はニヤリと笑う。
「だよなぁ、俺の愛撫にオシッコを天井まで噴かせて感じるんだもんなぁ!俺のチンポで一晩イキまくるんだもんなぁ、藤間は…。」
「ああん…、それは言わないでぇぇ…!ああん…!」
再び腰を振り始めた健太郎に紗英は喘ぐ。自分の机の上でのセックスに喘ぎ悶える紗英を見ながら健太郎は思った。
(俺との関係を拒んだら、このスケベな写真の数々、バラまいてやるからな、藤間ぁ!)
もはや紗英が健太郎から逃げられない理由をぐっと握り締めているのであった。
自分の下になりセックスでアンアン喘ぎ悶える紗英を見ていると、ようやく長年夢見てきた事務所で事務服姿の紗英とセックスしている実感が湧いて来た。
「へへへ、藤間ぁ…。いい女だぜ、やっぱ…!」
何かに取り憑かれたかのように犯す紗英の姿を見つめ、不敵な笑みを浮かべながらセックスに夢中になってた。無数のシャッター音と紗英の喘ぎ声と健太郎の荒い息が事務所の中に響いていた。
「藤間ぁ…、ヘヘヘ…、藤間ぁ…!」
こんなに、何かに取り憑かれたかのように夢中になるのは初めてであった。恐らく最高の絶頂になるであろうその瞬間に向け、確実にペニスは熱く燃え上がる。
「ハァハァ、藤間ぁ…!藤間ぁ…!」
「ああん…!あん!」
健太郎はペニスを抜き発射体勢に入る。標的は顔ではない。事務服に、であった。