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エロ恐怖新聞〜1回読んだら100日の命が縮みます
【フェチ/マニア 官能小説】

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クラス委員 鈴木由美子-1


 バサリ!
 深夜2時(丑三つ時)、ベッドに横たわっていると、今日も天井から例のものが届けられた。
『エロ恐怖新聞』だ。

「ううっ、いけない……! これは恐ろしい新聞なんだぞ!」

 僕は必死にこらえた。
 いくら僕が17歳の高校二年生で若いとはいえ、100日の命が縮んでしまう新聞なのだ。 こんなものに手を出してはならない。
 でも、僕のブリーフの中のモノは、たくましく張り裂けんばかりになっていた。それは、通常の勃起時よりはるかに大きく、まるで淫魔に取り憑かれたかのような感じだった。この状態だけでも、ブリーフの布地と擦れて、ジンジン気持ちよさが伝わってくる。
 僕はベッドの上の新聞をチラリと見た。
 見出しだけ見て、つまらなそうだったら、スルーすればいいのだ。オナニーして寝てしまえば、読まなくて済む。
 そう言い聞かせて、目をやった。
 すると飛び込んできたのは……。

『スクープ! クラス委員の鈴木由美子は週に3回オナニーをする!』

 何〜〜〜っ!? 鈴木さんがオナニーーーーーっ!?
 衝撃だった。
 鈴木さんと言えば、優等生で、頭が良くて、可愛くて、明るくて、さわやかで、真面目で、およそオナニーのイメージからは程遠い素敵な女の子だ。僕を含めたクラスの男たちのほとんどは彼女でオナニーしているだろうが、鈴木さんは絶対にしない。女の子の穴がついているかさえ、疑ってしまう所がある。
 これは誤報だ。でっち上げだ。
 そう思いながら、新聞に顔を近づけていった。
 しかし、目に飛び込んできたのは、パンティに手を突っ込んでオナニーをしてる鈴木さんの写真だった。
 鈴木さん……! これが鈴木さんのパンティ……!
 そこかいっ! と、ツッコまないでほしい。だって、鈴木さんのパンティをこんなふうに見られる可能性なんて皆無なのだから。以前、「俺、階段をのぼっている鈴木さんのスカートの中をチラッと見たぞ。パンティ、白だった」と自慢して、クラスのヒーローになった山田という男がいたが、今、僕が目にしているのは、パンチラどころではない、モロ見えのパンティなのだ。しかもオナニーをしている。
 もう100日命が縮むことなど、どうでもよかった。
 僕は新聞を手に取って開いた。
 この時、心臓にチクリと痛みが走ったが、これが100日の命が失われたということなのだろう。



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