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恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

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いつまでもお互いに絡ませた左手を
料理を運んできた大将が
「お前たちなぁ〜・・・いい加減にしろ。
いちゃつくなら他でやれ」
と、私たちの手をチョップしてはずした。

急に軽くなった左手をグーパーして動かすと
あ。汗かいてる。
恥ずかしい。そんな風に思った。

「真子ちゃん、話があるんだ」
「・・・・・」

この話の内容を私がすでに知っていると言ったら
清水さんは驚くだろうか?

「あのね、真子ちゃん・・・」
「あのっっ!」

清水さんに、もう二人では会えない、と言われるのが怖くて
私は思わず清水さんの言葉を遮った。

「・・・・なに?」

清水さんも言いにくいのか私に先に話す権利を譲った。

「私、今度合コンするんです」
「え・・・?」

そんな言葉がとっさに出た。

「真子ちゃん?」
「私、清水さんの恋のお手伝いをしていたら
自分も恋がしたくなったんです」
「だったらっ」
「なのでっ!」

だったら、の後に清水さんが何を言おうとしたのか分からない。
私は、また清水さんの言葉を遮った。



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