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恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

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「だから、橋本さん・・・か?」
「はい」

「あれ?でも橋本さん帰るみたいだぞ?」
「え?」

本当だ。上手く行かなかったのかな?
山崎君頑張れ!

じっと二人のほうを見ていたら
清水さんが絡めている私の小指にギュッと力を入れた。

え?っと思って清水さんの顔を見ると
「山崎君が気になる?」
そう苦笑いしてる。

「え・・?いえ」
「じゃぁ、こっち向いてよ。真子ちゃんと飲みに来てるのは俺なんだから」

いきなりそう言われて、
顔が赤くなるのが分かった。

清水さんの言った言葉に
性的な意味なんかない。
私をそんな目で見てないんだから。

自分をいさめるけど。

いつまでも離してくれない片手に全神経が集中して。
絡んでいる小指が私のすべてになった。

「今日の真子ちゃんはすごくかわいい」
「え・・・」

「いつもと雰囲気が違うね」
そう言われて嬉しくなる。

この服を着てきてよかった。

もし、数年後に記憶の片隅で私を思い出してくれる時には
私は少しでも清水さんにとって可愛い女の子でいたいよ。




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