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眠れる森の美女
【ファンタジー 官能小説】

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終章その2-1

 女遊びで鍛えた王子の舌戯にオーロラの頑固な包皮が遂に綻びを見せた。彼は巧みに唇を使い姫の包皮を雌芯の根元まで剥き下した。恐らくは初めて味わう痛みに魔法で眠らされている筈のオーロラ姫が躯を震わせた。充血して膨れ上がった肉真珠は彼女自身の小指の先程の大きさだ。黄ばんだ恥垢にうっすらと覆われているものの、オーロラ姫の宝玉はまさに一国の王女の股間を飾るのに相応しい粒立ちだった。生硬さの残る包皮ははしたなく励起させられた肉芽の根元に押しのけられている。これではクリトリスが膨らんでいる間はその役目を果たす事は難しいだろう。王子は嵩にかかって王女の敏感な恥豆を責め立てた。
 舌を巧みに蠢かして上下左右、ありとあらゆる角度からオーロラのクリトリスを甚振る王子。皮肉なことに嬲られれば嬲られるほど、恥垢に曇っていた王女の肉真珠はたちまちのうちに本来の艶々としたパールピンクの輝きを取り戻し始める。しかし貪欲な王子の舌はそれだけでは飽き足らずに恥豆の根元の包皮までをも裏返すかのような執拗さで扱き立てる。
 自らが舌で磨き上げた芸術品を見定めようとするかのように王子がオーロラの股間から顔を上げた。
 (…これではよく見えんな)
 やはり這いつくばる様な姿勢ではオーロラの秘所を仔細には観察出来ない。
 王子はオーロラの膝の裏に手を滑り込ませ、長くしなやかな下肢をグイと持ち上げてそのまま彼女の肢体を二つ折りにする。彼女の両膝が見目麗しい美貌を挟み込むような格好だ。彼がベッドに腰を下ろすと丁度良い高さにオーロラの尻があった。オーロラの背中を彼の体で支えられている体勢になっているためも彼女は屈辱的な姿勢を取らされたままだ。
 幸いなことにオーロラの躰は驚くほど柔軟だった。こんな窮屈な体勢を強いられても美しい眉根が顰められる事も無い。その彼女の目と鼻の先に羞恥の源泉の全てが余すところなく開陳されているのだ。彼女が意識を失っている事が勿体ないと王子は心の底から思った。
 絶景だった。およそオーロラ程の高貴な女性が日の光の下でこのような屈辱的な姿勢を取らされることは決して有りえない筈だ。例え彼女が誰かに嫁いだとしても、誇り高き姫君はその夫にさえこんなあられもない姿を晒す事は頑として拒んだに違いない。
 オーロラ姫の生殖器官だけではない。秘中の秘とも云うべき排泄の為の窄まりさえもが彼と彼女の貌の間に鎮座しているのだ。
 改めて見てもオーロラに相応しい可憐なアヌスだった。尻の割れ目は谷底まで抜けるように白く、くすみや沈色は微塵も認められない。細かな皺を放射線状に等間隔に刻んだ肛門だけが夢見る様なピンクに色づいているのだ。美を司る女神の御手は一切の妥協なくオーロラの肉体を作り上げたのだ。俄かには排泄器官とは信じ難いオーロラの肛門が彼女の息遣いに合わせて収縮を繰り返している。引き絞られるときはまるで蕾のように、綻ぶ時はまるで花のように。王子は飽きることなくオーロラのアヌスを眺めた。先刻は彼女が仰向けになっていた為に判らなかったのだが、仔細に観察をすればオーロラ姫のアヌスの周囲には金色の産毛が生えている。その所為で彼女が呼吸をする度に日の光を反射してアヌスがキラキラと輝くのだ。
 アヌスと下付きヴァギナの間の短い会陰には捩れたような皺が続き、そこだけがアーモンドのような茶褐色に色素沈着しているのが殊更卑猥に見えた。
 目の前の光景に圧倒されて鳴りを潜めていた王子の嗜虐心が再びムクムクと頭をもたげてきた。
 指先で円を描くようにしてオーロラのアヌスをなぞる。意識が無い筈のオーロラのアヌスが瞬時に反応した。キリキリと軋む音が聞こえそうな程に肛門が引き絞られる。ピンク色のアヌスが急激な収縮に血の気を失いセピア色に絞り込まれる。尖らせた唇のようにおちょぼ口をツンと突き出して異変を警戒しているかのようだ。
 王子の指が離れても暫くの間は小さく硬く縮こまっていたオーロラのアヌスだったが、脅威が去ったかと見るや徐々にほぐれていき、やがて規則正しい収縮を取り戻す。
 二度三度とそんなアヌスの反応を楽しんだ後、王子は悪戯のレベルを一段階引き上げた。アヌスが警戒を解いて息遣いに合わせて収縮し始めたのを確かめると、綻ぶ瞬間を狙い澄ませて中指をアヌスの中央に突き立てたのだ。
 完全に不意を突かれたアヌスは王子の指の侵入を許してしまった。彼の中指は第二関節までオーロラの肛門に沈み込んでいる。
 オーロラのアヌスはこれ以上の異物の侵入を防ごうとありったけの力でキリキリと締め付けた。。
 (くくくくく、内側をホコホコさせている上に良い締め付けだ。指が食い千切られそうだぜ)
 王子はオーロラのアヌスの実力に頬を歪めた。オーロラ姫のアヌスが王子の中指をギリギリと締め上げる。アヌスのとば口付近では指が痺れて感覚が無くなるほどだ。
 次に排泄の為だけの器官は侵入した異物を外に押し出そうと試みる。姫の美貌が苦しげに歪んだ。腸壁がうねうねと蠢いて王子の中指を排泄しようとしている。
 (ふふふふふ、所詮はオーロラ姫も人の子よ。乳を吸われれば股座を濡らし、飯を食べればクソもひり出すって訳だ)
 アヌスの必死の抵抗など何処吹く風と言わんばかりに、散々オーロラの排泄器官を嬲り尽くした王子はアヌスの蠕動に任せて排泄されてやった。
 (ふん、あのオーロラ姫がこんな風にしてクソをひり出していたとはな)
 優越感を隠そうともしないその鼻の先に、先刻までオーロラの腸内にあった指先を近付け匂いを嗅ぐ。魔法で眠らされていた所為なのか、生々しい匂いは感じられなかった。
 (さて、いよいよアンタのお道具をしっかりと検めさせてもらうぜ。その見目麗しい美貌に相応しいヴァギナかどうか、俺が確かめてやるよ)


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