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同好会のそれ
【複数プレイ 官能小説】

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シャッフルカード ソフト-1

・・・・・・・・

時計は4時半をまわり
みんなでテーブルを囲み 次の1時間のパートナーを選ぼうとしていた

「このまま、女子が右回りに移動したら?」
とサトコがあっさりと提案する
「それでいいんじゃね?」
リュウさんは あっさりと承諾した

俺の隣に座っていたリエさんが 俺の頭をポンポン叩いて立ち上がり 席を離れた
その席に ユカが座る
「よろしくね!アキラ」
「あぁ」
隣のユカの身体を見てしまう
学校じゃ 制服でわかりにくいのもあるが
ユカって いわゆる ぼっきゅっぼん だな

「わ・・・・リュウさん・・・・よろしくです」
少し不安そうにチカがリュウさんの隣に座った
「そんなに怖がるなよ!俺、優しいんだぜ」
チカは 少し不安そうに笑って見せていた

五時半まで
リュウさん チカ
シンヤ リエさん
ユウヤ サトコ
俺 ユカ 
このパートナーで過ごすわけだ

まだ十分に明るい時間
夕食には早いし 何か始めるのか?
と 思っていたら リュウさんが ニヤニヤしながら
テーブルに トランプっぽい感じの箱を出した
「今から このゲームを楽しもうぜ」
「なに?これ」
サトコが箱を手に取る
『シャッフルラブゲーム』と 怪しく書いてある

「ネットで見つけたんだ!サトコ、開けてみな」
サトコは 不満そうに 封を開けた
その中に 4つに分かれたカードたちが入っていた

『ソフト』 『ハード』 『超ハード』 『救済』
トランプくらいのサイズだが 何となく 怪しい遊びに使うものだということは
皆にもわかっただろう
「俺もよくわかってないんだがな」
そういいながら リュウさんがサトコから 『ソフト』 の束を受け取り
その封を切った
見た目はトランプ・・・・・
リュウさんが 一番上の一枚を捲った
『自分 エッチな失敗談を話す』

「なるほど!たぶん一人ずつ上から捲って それに書かれてる指示に従うってやつだな」
リュウさんが 嬉しそうに二枚目も捲って見ている
「リュウ!それ以上見ちゃ面白くないでしょ!今やり方読んでるから待ちなさい」
サトコは 箱の説明を読み始めた
10秒くらいで サトコは使い方を理解したようだ

「説明するよ。まずは 順番を決めて この『ソフト』のカードをシャッフルしてから1枚を選んで そのカードに書いてある指示に従う。って感じ」
「そんなに難しくないな」
「その、指示ってのが どんなのか 不安だけどね」
ユカの声は 少し高いせいか 不安そうには聞こえない
「指示の内容は 束によって内容が大きく違うみたい 『ソフト』が最初で 次第に『ハード』『超ハード』に変えていくって」
おそらく 『超ハード』の中身は かなり淫らな内容なんだろう

「カードに『自分』『相手』『指名』『全員』と書いてて、もし『指名』だったら 捲った人が相手を選んで 選ばれたら内容に従う・・・と」
つまり 変な支持を 自分が受ける可能性もあるようだ
「この『救済』は?」
チカが『救済』の書かれたカードの束を手にした
「それは そのまま『救済』のカードで 指示された人が引きたければ1枚だけ引けるのよ 指示無視とかあるみたい」
「じゃあ、毎回『救済』引いてたら、従わずに済むね」
チカの 安堵した顔も 可愛い・・・・
「そうとも限らないみたい・・・『救済』の中に『罠』のカードも混ざってて 逆に酷い指示が返ってくることもあるって・・・」
「簡単に『救済』を頼れないってわけだな よくできてる」
シンヤは 『ハード』の内容が気になるみたいで その束をつついている

「どう?やってみる?」
「やろう!」
すごくやる気が満ち溢れているリュウさん
「・・・・・合宿ルールの 拒否 が この遊びの中で有効なら・・・」
リエさんが 少し溜息をついた
その口元を見て さっきの流しでの 濡れた唇を思い出してしまう
「有効だよ もしカードに「キス」があっても 合宿ルール優先で 無効にするよ」
サトコの言葉に みんなが このカードで遊ぶことを承諾した



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