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信江の憂鬱
【痴漢/痴女 官能小説】

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信江の憂鬱-2

必死に耐えていると指の動きが止まり、触っていた手も無くなった。終わった・・・

ホッとする。

少しするとスカートの裾の方がもぞもぞと動いているような感覚になる。

嫌っ!

痴漢は私を解放したのではなく更なる凌辱を加えようと、ゆっくりとスカートを少しずつめくりあげて裾から中へと侵入しようとしていた。気付いた時は既に遅かった・・・

決して細くは無い私の太ももに痴漢の手が触れた。生温かい手で私の太ももを触り徐々に上へと上がってくる。必死に手で抵抗を試みるもスカートの中の手は全く躊躇しない。パンティに手が触れる。

やだ、やだ、やだ・・・そこだけは嫌っ・・・

痴漢の指がパンティ越しに股間に触れる。電車が大きく揺れた瞬間・・・クロッチの脇から指が侵入してきた。誰にも触られた事の無い性器が顔も見えない見知らぬ男に触られている。

痴漢の指は割れ目をなぞって中へと侵入してきた。多分人指し指だろう。くねくねさせながら自分でも入れた事の無いエリアまで入ってきた。体のなかでミミズがはっているかの様な気持ちの悪さだ。

指がもう一本入ってきた・・・痴漢は膣内をかき回すようにゆっくりと指を動かしている。わたしの性器を弄んでいるのはどんな奴だろう・・・でも怖くて振り向けない。痴漢の指が膣内部から出た。そしておしっこの穴のあたりにもぞもぞと動いてきた・・・

・・・違う!クリを触られるっ・・・指は的確にわたしの陰核で止まった・・・指の先で陰核を擦られると・・・今までに感じた事の無い感覚が走った・・・性的な快感?・・・
オナニーすらした事の無い私にはこの感覚を的確に理解できない。ただ、瞬間的に「気持ち良い」と感じてしまったことは事実だ。

「やめて・・・いやっ・・・痴漢ですっ・・・」

大きな声で叫べたら・・・この苦痛は一瞬で終われるのに・・・できない。

こんなに敏感な部分があったなんて・・・断続的にクリを弄繰り回され信江は、頭では気味が悪いと思いつつも、性器の辺りが熱くなってきているのを自覚していた。少し触られるだけで快感で膝がくだけそうになる。

嫌なのに・・・気持ち悪いのに・・・わたしのアソコは気持ち良くなっている・・・

目を瞑ってじっと我慢し続けるも、なおさら性器に押し寄せる快感にまで集中してしまう。

もう少し・・・あとちょっと我慢すれば駅だ・・・

痴漢も駅が近い事をしっかり把握しているようで、より大胆な動きになってくる。手全体がクロッチの横から侵入してきた。クリを擦りつつ他の指が割れ目周辺を蠢いている。快感が増幅してくる。気持ちとは裏腹に下腹部だけは言い知れぬ快感に襲われている。

最後の最後にクリを集中的に攻撃してきた。しびれるような快感に思わず声が出そうにな
るが必死に耐えた。

駅に着いた・・・降車する駅ではないが一刻も早くその場から離れたい一心だった。どんな奴かだなんて知りたくもない・・・脇目も振らずにトイレへと駆け込む。

スカートをたくし上げて下着を確認すると、パンティの股の部分が見るも無残に横に捲られて性器が丸出しだった。しかも・・・初めて得た性的な快感でべっとりと濡れていた。自己嫌悪に陥り、涙が自然に溢れてくる・・・

涙をぬぐう事もせずにトイレットペーパーで恥部の分泌液を必死にふき取った。

もう絶対に混雑した電車にはのらない・・・


信江は心に決めるのだった。





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