投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋愛レッスン?
【女性向け 官能小説】

恋愛レッスン?の最初へ 恋愛レッスン? 10 恋愛レッスン? 12 恋愛レッスン?の最後へ

-5


いつも行っている居酒屋は先輩たちもたくさんいるので
同期の愚痴がいい辛い。
ということで、今日は少し離れた居酒屋に来ている私たち。

お店の名前をメールで清水さんに知らせて
少し遅れてお店に入ると美咲がすでに経理の永田君を捕まえて
橋本さんの聞き取り調査をしていた。

それを見て・・・・
経管の山崎くんが阻止しようとしてるけど。
山崎くんが美咲の事を好きなのは、きっと美咲以外の全社員が知ってると思う。
あんなにあからさまなアプローチにも
全く気がつかない美咲はいつも地味で目立たない社員を物色してる。

軽くため息をついて
その3人とは少し離れた場所に
「お疲れ」
と、入って行くと、数人に
「聞いたよ〜」
と笑われる。

「何?」
「清水さんと付き合ってるんだって?」

「え・・・」
「食堂の『迎えに行くよ』って、噂になってるよ〜」

はやっ・・・

「いや。付き合ってる訳じゃないんだけど」
そう否定をするモノの恥ずかしくてビールを一気に飲んだ。
もうすでに軽く酔っている同期は
「ええ〜同期にまで隠さなくたって」
と、かなりしつこい。

「いや。本当に」
と、ここで私と付き合っていると噂が流れたら
せっかく私と頑張って原因を突き止めても
清水さんの恋が成就しなくなっちゃうよ!



恋愛レッスン?の最初へ 恋愛レッスン? 10 恋愛レッスン? 12 恋愛レッスン?の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前