投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 34 年下カレシ 36 年下カレシの最後へ

初デート-4

ゆかりの家の前を通り過ぎる。
・・・どうか彼女に見られませんように。
奈々子は無意識にそう思ってしまった。

何の計画を立てずに二人は駅に着いた。

「そういえば葵君は何処に住んでるの?」

「俺?あそこ。」

そう言って彼が指をさしたマンションは、超高層マンションだった。
最近できたばっかりで駅近くの、彼女には到底手が出ない価格のマンションだった。

「・・・葵君ってお金持ちの子だったんだね。」

「金持ち?全然。両親が共働きなだけ。」

「そうなの?」

「そうそう。で、どっか行きたいところ決まった?」

奈々子は駅に貼ってある広告を見上げる。
すると以前からちょっと観てみたいな、と思っていた映画のポスターが目に留まった。

「映画!映画観たい。」

「ok、じゃあ行こうか。」


年下カレシの最初へ 年下カレシ 34 年下カレシ 36 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前