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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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初デート-14

葵とのデートの翌日、奈々子は日勤業務に励んでいた。
いつものように仕事をこなす。
しかし彼女の心はゆかりのお蔭で、久しぶりに軽かった。

珍しく定時に仕事も終わった。
明日は早番だし、早く帰ってご飯食べて、寝よう。
そう思って職員用出入り口から外へ出ると、見覚えのある姿が目に入った。

学校帰りだろうか、制服を着た葵が待ち伏せしていた。
彼に職場を教えた覚えはなかったが、誰かに聞いたのだろうか?
誰かと言っても、奈々子にはゆかりの顔しか思い浮かばなかった・・・。

葵と目があうと、彼は奈々子に向かって、にこっと微笑んだ。
奈々子もつられて笑顔になる。

今日会えると思っていなかったのに。
なんだか嬉しい。という気持ちがこみ上げてくる。
奈々子が彼に向って走り出そうとした瞬間、背後から誰かに呼び止められた。


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