投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

年下カレシ
【女性向け 官能小説】

年下カレシの最初へ 年下カレシ 13 年下カレシ 15 年下カレシの最後へ

出会い-14

それから彼らは、奈々子の部屋へと向かった。
小雨だった雨がどんどん大降りになってきてしまったから。
いつもなら道端で出会った知らない男なんて、絶対家に上げない。

奈々子は何もかも、自分の想像を超えることをしていた。

「ねえ、あなた名前は?」

「葵。」

「葵君か。いくつ?」

「奈々子さんはいくつ?」

「えっ?女の人にそんな事聞かないでよ・・・。」

「じゃあ20歳。」

「じゃあって何よ、変わった子ね。葵君って。」

葵と名乗る青年が濡れたTシャツを脱ぐと、まるでモデルのような、
しなやかに筋肉がついた細身の上半身が奈々子の目に入った。
奈々子の身体は、彼の体をチラッと見ただけで火照りだした。

それを感じ取ったのか、葵は奈々子にそっと近づいてきた。

「奈々子さんも脱いで。」

彼はそう言うと奈々子の湿ったシャツに手をかけて、
ゆっくりとボタンをはずしながら、ついばむようにキスをしてきた。

外の雨はやみそうにない。
雨音の中、彼らはお互いの舌を熱く絡ませながら、ベッドへと移動する。


年下カレシの最初へ 年下カレシ 13 年下カレシ 15 年下カレシの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前