決着の時-2
(バレた?!)
そう思って彼の顔をとっさに見た。
しかし彼が言った言葉は、
「触るんなら直接触れ。」だった。
するとすぐに彼は、自分で服を脱ぎだしてしまった。
(どうしよう、服を全部脱がれちゃったら、
どこに武器があるかわからなくなっちゃう!)
そう思った時、彼の腰辺りにキラッと光る何かを見つけた。
ロイクはそんなティアラに構わずに、身に着けているものを全て、
あっという間に脱いでしまった。
無造作に床に服が散らばっている。
どうにかして、服に手が届かないだろうか・・・。
ティアラは考えを巡らせる。
しかし彼は服を脱いだ途端、自分に触らなくなったティアラに疑問を抱く。
「どうした?俺に触りたいんだろう?」
そう言って彼女の手を掴んで、いきなり自分の膨らんでいる下腹部へと触れさせた。
彼の分身は数回果てたはずなのに、今か今かとティアラを待ちわびているように、
弓なりに立っている。
彼の右手で竿を握らされる。
ロイクの手がティアラの右手をしっかりと掴み、彼女は離すことができない。
「こうやってやるんだ。」
そう言いながら、彼女の手ごと上下に動かし始めた。
「やっ・・・」
彼女は目を逸らす。
ティアラは自分自身では気がつかずに、彼の服ばかり目で追っていた。
すると、
「お前・・・何考えてやがる?」
急に声色を変えて、ロイクがティアラに尋ねた。
彼に考えが読まれてしまった。
ロイクはティアラの手を離さずに、自分の肉棒をしごき続ける。
「変なこと考えていやがったら、ただじゃ済まねえぞ・・・。」
そう言い放って、空いている片方の手でティアラの乳首を思い切り、
ギュッとつねりあげた。
「あぁっ!!」
ビリっという感覚がティアラの体に響く。
ロイクは自分の肉棒から手を放すと、ティアラを床へと押し倒した。
「四つん這いになれ。」
と無理やり髪の毛を掴み、引っ張った。