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あるお伽噺
【ファンタジー 官能小説】

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盗賊サミュエル-7

そう言い放つと、彼は腕を伸ばし器用に自らの脚も使い、ティアラの腰を上げさせた。
彼の指が今度は荒々しく、クリトリスをまさぐる。
ピン、ピンっと指先で何度か弾かれると、ティアラの体はのけぞった。

「きゃんっ!」

ティアラが口を開けた瞬間、巨大な肉棒が咥内へと侵入してきた。

口の中に入りきらない、立派なサミュエルの分身を咥え込む。
口を離そうにも、頭を押さえつけられていて、ティアラは身動きが取れなかった。

「んー・・・んっ・・・」

彼女は言葉にならない声をあげてしまう。

次にサミュエルはティアラの頭を押さえつけながら、腰を動かし始めた。

「舌も使え。」

そんな無理な要求を出してくる。
彼女がそれを出来ないでいると、彼はまた舌打ちしながら言った。

「・・・初めてだから、仕方ねえか。今日は勘弁してやる。」

そう言って片手はティアラの頭を押さえ、
もう片方の手で彼女の口に入りきらなかった猛り立つものを、自分でしごきだした。

しばらくすると、彼は

「うっ・・・・」

と気持ちの良さそうな声を上げた。
と同時にティアラの口の中にどろりと何かが広がったかと思うと、
彼は押さえつけていた彼女の頭を離した。
ティアラは反射的に口の中に出されたものを、うっと吐き出してしまう。

白濁した粘り気のある液体が、口から流れた。

(何、これ・・・?)


「次からは飲めよ。」

サミュエルは満足そうに再び泉の中へ入り、自分の体を洗いだした。
ただただ呆然とするティアラに彼は言った。

「そろそろ戻るぞ。」

無言のティアラに呆れたサミュエルは、耳元で言った。

「続きは夜、やってやる。それまでお預けだ。お前吐き出しちまったからな、罰だ。」

そう言い残して、彼は泉から上がって体を拭き、衣服を身に着けた。


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