「臭い」なの?「匂い」なの?-1
応接間のソファーで、中学生の妹、L那が昼寝している。
可愛い寝顔して、可憐な脚をソファーの片側から垂らして眠っている。
僕は気づかれないように、ソファーのわきに寝そべって、L那のつま先に鼻を寄せた。
L那は足が強くニオう。カメ虫をたくさん踏みつぶしたようなニオイだ。
僕は、このニオイが好きだ。このニオイを吸い込みながら珍珍をしごくのが僕にとって最高の快楽だ。
テレビなどで女性アイドルがよく口にする一言、
「私って、ニオイフェチなんですよぉ〜」
あいつらは馬鹿だ。フェチって言うのは
「それによって性的興奮をまき起こす物事」なのだ。
だからあいつらは公然と「私はこのニオイでエッチな気分になるんですよぉ〜」と言ってるんだ。
とてもじゃないけど、僕はこんなフェチ、誰にも言えない。
今日もこっそりと射精までもっていこうとしてた。
「何してるのかねぇ〜。」L那の声がした。驚いて顔を上げるとソファーの上に身体を起こしたL那の顔があった。
「私のナマ足のニオイでセンズるなんて…犯罪的変態ね。でも…」
L那は僕の顔に頬を寄せて言った。「目をつぶっててちょうだい。同じ変態なら、私好みの変態にしてあげる。」
僕は目を閉じた。次の瞬間、
プゥ─────────ッ
僕は何が起きたのか即理解出来た。吐き気が止められなきほどの臭いオナラが僕の鼻孔に直接注ぎこまれた。目を開けると、僕の顔まん前にL那の真っ白なお尻がつきつけられていた。
「臭かった?」L那が言った。
「臭いなんてもんじゃない。これ、身体は大丈夫なの?ハラワタ腐ってるんじゃないの?」
「そうかもね…自分でもこのニオイ異常だと思うもん。だから、」L那はパンティーを上げて、僕の顔を見た。
「このニオイだって愛してくれる変態が、理想のオトコなの。」
L那は僕の股間を見た。
「お兄ちゃんは合格よ。」自分でも驚いた。L那のオナラのニオイをかいで、自動的に射精してしまっていたのだ。
□
L那とふたり、親類の家に出かけたあとに、街の大きな文具店に寄った。
商品をあちこち見ているうちに、L那は僕に言った。
「オナラが出そうなの…ニオイかいでくれない?」
「え…こんなところで?」
僕とL那はあまり人のいない「金庫」の並んだところに入った。
僕がかがんでL那のお尻に顔を近づけると、L那は不満満々に
「ダメじゃない。ダイレクトにニオイかいでよ。」と言うのだ。
僕はL那のスカートをめくって、パンティーをおろした。こんなお店の中で、L那のお尻がむき出しになってる。それは誰かに見られたらどうしようと言う不安よりも、誰かが見ててくれたらいいのにという変態感覚を増幅させてしまう美しさだった。僕はそのお尻の穴に鼻を寄せた。
「いくわよ…お兄ちゃん…」
プゥ─────────ッ プピッ
何日かガマンしてたに違いない。前にも増して息の根が止められそうな臭さだ。でも僕は、このニオイだから、この臭いオナラを出せる女の子だから、L那のこんな求めも嬉しいのだ。
「ゴメン、お兄ちゃん。
ちょっとナカミも 出ちゃったみたい。」