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例えばこんなカリキュラム
【二次創作 官能小説】

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〜 社会・地理 〜-1

〜 19号の社会 ・ 地理 〜


 19号教官と呼ばれ、社会を担当する私は、教科特性として社会の全範囲を講義することが要求される。 必然的に得手不得手があるわけで、私が苦手な分野を『通史』とすれば『地理』は比較的得意な分野だ。 何しろ『通史』のように、既に生徒が幼年学校で学んだ事実を淫らな肌色で上書きする必要がない。 『地理』で学ぶ宗教、文化、エネルギー、特産物、都市は、幼年学校では全く知らされていない、正確な現代の情報だ。 講義が進むに従い、自分が信じていたものを汚さざるをえなくなる生徒の様子を見ないで済む分、地理の従業は気が楽だ。

「前回の復習です。 三大循環エネルギーとはなんでしょうか、5番さん」

「ハイ」

 ちゅぽん。 立ち上がる拍子に、椅子に固定されたエボナイト棒が膣と肛門から顔をだす。 全員が膣に棒を頬張ったまま授業をうけているのだが、現れた棒は表面がてらてらと液体で湿り、妖しい光沢を備えていた。 
 
 社会の座学は集中力の向上も期している。 授業中一定の振動を股間に加えられながら、生徒は授業をその場で全て暗記しなければならない。 開発された性感帯を刺激されたとしても、性感を表に出さないことは、今後多くの場面で要求される最低限のマナーでもある。

「大気循環エネルギー、潮汐循環エネルギー、マントル対流エネルギーです」

「それぞれについて、簡単に説明してください」

「ハイ。 大気循環エネルギーとは、上空10キロメートルを吹く風を利用して生産するエネルギーです。 ナノレベルの歯車を大気上空に浮かべ、歯車同士が衝突することで生じるエネルギーを、対流スポットで回収します。 潮汐循環エネルギーとは、潮の満ち引きを利用して生産するエネルギーです。 波がもたらす上下運動で水面のブイから伸びた金属棒から静電誘導を起こしてエネルギーを取り出します。 マントル対流エネルギーは、地底10キロのアソスフィアによる熱から生産するエネルギーです。 マントルの熱で水を沸騰させ、タービンを回して発電します」

「よろしい。 席につきなさい」

「ハイ」

 ぬるり。 スッと腰をおろしてエボナイト棒に股間をあてがう。 僅かに身をよじりながら、けれど眉ひとつ動かさないまま、根本まで棒を咥え込んだ。

「5番さんの答えで間違いはありませんが、いくつか補足があります。 それぞれの短所長所は把握できていますか? エネルギーの回収機材のコスト、各エネルギーが我々の生活に占める割合、発明・実用化に成功した人物も忘れてはいけません」

 喋りながら板書する。 あまり生徒に背を向けたくはないが、板書の間はやむを得ない。 というのも、今の私は指導を受けている最中で、お尻に異物を咥えている。

  『学園』では教官といえど、失態に対しては明確に責任をとらねばならない。 『職員朝礼の挨拶時、オケツの穴を全開するべきところ、開き方が足らない』という過度(かど)に対する指導は『特性肛門拡張機を嵌めて3日を過ごすこと』。 半径が5センチのリング型拡張機で押し開かれたお尻の割れ目が、タイトスカート越しにくっきり見えてしまう。 括約筋は弛緩剤で緩められており、肛門の筋肉が窄まりを失う恐れはないが、大便の落下が調節できない。 重力にしたがって軟便が粘膜をつたって直腸を下り、収縮力を失った肛門から少量ずつ滴りおちる。 私は『ポタポタ』という滴の音を打ち消すように、時に喋り、時にチョークで黒板を激しく叩く。




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