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【スポーツ 官能小説】

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〜 始業式・試験 〜-1

〜 30番の始業式 ・ 試験 〜


 試験は2限から、つまり9時45分開始だという。 Cグループ2組全員が席についたのは、時刻にして9時15分だった。 教官が説明してくれた試験の心得は、幼年学校時代のそれとはまったく違ったものだった。

 1つ。 試験開始直後に『解答を始めてはいけない』。
 私たちは、まず『規定の回数だけ絶頂して』からでなくては、解答することすら認められない。 例えばCグループ生であれば、2度絶頂するまでは筆記用具を手にしてはいけないことになっている。 『雑念を払って誠実に取り組む』ために、普段下半身で物を考えている自分を戒めるねばならない。 一度煩悩を払ってスッキリしてから、初めて問題と向き合うことが認められる。 要するに、試験のたびに、私たちはマンズリをかかねばならないわけで、首輪が二度絶頂を告げる明滅して、ようやく本当の試験に取り掛かることが許される。

 2つ。 『不正行為厳禁』。 
 チートや盗み見は一切が禁じられる。 もし不正行為が発覚した場合は、即座に全教科がゼロ点になり、特別指導が与えられる。 私達は試験の不正を防ぐため、すべての穴を衆目に晒し、カンニングペーパーを持っていないことを証明し続けなければならない。 
 まず、着衣は認められない。 次に膣、肛門はもとより、口、鼻の穴を膨らませる必要がある。 まず開口具としてボールギャグを咥え、鼻フックで上下左右に鼻孔を拡げる。 椅子からは試験用のエボナイト棒が3本伸びていて、尿道・膣口・肛門すべてを棒で満たすことになる。 それぞれの棒を根本まで咥えこみ、両膝が水平になるまで膝を拡げ、連結部分が明らかに見える姿勢をとったところで初めて、問題用紙が配られる。

 3つ。 試験中は音をたててはいけない。
 例え自慰であろうと何であろうと、他の生徒の集中力を削ぐような音をたてた場合、試験に失格になる場合がある。 自慰であれば汁をクチュクチュならしてはいけないし、喘ぐなどはもってのほか。 息を押し殺し、液体を捏ねないように膣以外を弄りながら、身体をビクビク震わせて達するまで、急いで自慰をこなせという。 

 ここに挙げた3つが規制の中心になる。 他の規制は細々したものばかりだ。

 氏名欄には『学年』『組』『番号』を記入する。 例えば私の場合は、Cグループ2組の30番なので『C230』となる。 氏名欄の下に、必ず三文判――乳首に朱肉をつけて押す印――を押す。

 筆記具や用紙を机から落した場合、その時点で当該試験科目は0点とする。 これは自慰中も例外ではなく、我を忘れて達する最中に粗相をした場合にも適用される。

 机の中、横は空。 とはいっても、これは事前に荷物の持ち込みが許可されていないCグループ生としては、意識せずともよい規則だ。

 黒板には『2限:国語9:45〜10:35』、『3限:数学10:45〜11:35』、『不正行為厳禁』、『遅刻・欠席0名』と板書してあり、テスト特有の張りつめた空気に興を添えている。

 そして、入園してから最初の試験が始まった。 ギャグとフックで歪んだ顔が、まさぐるクリトリスの刺激で紅潮する。 教室のあちこちでゴソゴソと腰を上下させたり、クチュリとねばついた気配が起こる。 やがてクラスメイトの首輪が明滅し、私もどうにか剥いたクリトリスをしごきながら絶頂できた。 喰いしばった歯とギャグの隙間から吐息が漏れる。 火照った身体に訪れる倦怠感に流されまいと、私は大きく息を吸った。 これで1回だ。 答案に取り掛かるためには、もう一度首輪を光らせなくては。 

 二度目の絶頂はしんどかった。 一度目にクリトリスの刺激を使ってしまったため、生半な刺激では昂ぶれない。 乳首では刺激不足、膣孔はぬるぬる過ぎて音をたててしまうので、私は腰をふって慰めることにした。 3本の棒に貫かれた持ち物をぷるぷる震わせ、浅く、テンポよく出入りさせるうちに、熱いものがせりあがってくる。 フッフッと荒ぶる鼻息の下で、合計10分ほどだろうか、2度目の絶頂に身体を委ねることができた。

 ようやく開いた国語の問題。 『書き取り』『評論』『小説』『古典』『漢文』の5題だ。 

 幼年学校時代、私の学力は女子の中ではトップだった。 オール満点な生徒――今にして思えば、あの生徒が『殿方』なんだろう――が1人いたが、それ以外ではトップということだ。 国語は得意科目だったので、スコアには少なからず自信がある。

 『書き取り』には『漢字』を書かせる問題がでた。 『次のカッコ内のひらがなを漢字に直せ』というわけだ。

 @殿方の【こうがん】に含まれる精液の【ほうこう】を、【か】ぐこと以上の【しふく】はない。

 A【ひわい】で【わいせつ】なことを考えるうちに、つい右手が【いんしん】を【いじく】ってしまう。

 B精液の香りは【いか】や【きんもくせい】に、膣液の匂いは【なまごみ】や【だいご】に例えられる。

 C【めすぶた】に相応しい【かんこうぐ】をつけ、【こかん】を早く【かいちょう】しなさい。

 D【むち】で【ちょうちゃく】されることなしに、【ぐどん】な生徒の【しつけ】はできない。

 敢えて文章は意識せず、漢字のみに思いを馳せる。 かなり難しいレベルだ。 読めたとしても書けない単語ばかり。 『なまごみ』なんて、そんな漢字があるんだろうか。 



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