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【スポーツ 官能小説】

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〜 土曜日・球技 〜-4

 硬式野球部は硬球を投げては打ち、ダイアモンドを回る花形競技だ。 100校以上参加する競技会、通称『甲子園』を目指して日々部活に勤しんでいるという。 競技内容は『尻(ケツ)バット』で硬球をうち、内野安打を目指すもので、これから『ピッチャー』『キャッチャー』『バッター』による打席の実演をしてくれるそうだ。

 バッターは体育館の床においたホームベースに近づき、後ろを向いて剥きだしのお尻をグイッとよじる。 ピッチャーは10メートルばかり離れてボールを構える。 キャッチャーはミットをつけず、ホームベースの後ろに回ると、ピッチャーに向かって、ペロン、お尻をだした。 後ろ向きに屈んで両足首を掴み、股の間から顔をだす。 そして『締まっていきまぁす』と声をあげた。

 ピッチャーがセットポジションをつくる。 そのまま、ギュイン、速球をなげた。

 パシィッ

 バッターのお尻をかすめ、ボールはキャッチャーのお尻の割れ目に直撃し、小気味いい乾いた音をたてる。 キャッチャーは股の間からボールを注視し、丁度自分のお尻の谷間に挟まるように、尻を動かしてボールを挟んだ。 つまり、キャッチャーにとって自分のお尻がミットなのだ。 お尻に籠めた力が抜け、割れ目からポトリ、ボールが落ちる。 お尻に真っ赤な痣を残し、キャッチャーはボールをピッチャーへ返した。 そして第2球だ。 

 パシィッ

 またも乾いた音を残し、キャッチャーのお尻に吸い込まれる硬球。 キャッチャーは声にならない呻きを漏らし、それでも肛門に中るか中らないかのギリギリでボールを受けとめる。

 第3球はホームベースの真ん中にきた。 それまでジッとしていたバッターが、軸足を窄めて腰をねじる。 そのまま勢いをつけて、プリッ、お尻をボールにぶっつけた。 

 ポコッ

 間の抜けた響きとともに、真っ赤な痣をバッターのお尻に刻んでから、てんてんと転がる硬式球。 お尻の脂肪が勢いを削いだのだろう、グローブなしだったがピッチャーが楽々さばいた。 こんな動作で、いわゆるヒットがでるのだろうか? ただただバッターとキャッチャーのお尻に、新しい痣が増えてゆく。 ピッチャーが20球を投げるころには、どちらのお尻も猿さながらに一面真っ赤に染まって、所々赤黒いくすみが沈着していた。

 野球部の次に、あと1組だけ残っている。 いよいよ最後の球技系部活紹介だ。 野球部の横で準備していたのは『バドミントン部』、羽がついたロケットを小型のラケットで打ちあう、2人対戦型室内競技だ。 

 バドミントンの競技内容は、膣に細長い張り型を差し込んで、落とさずにプレイするという内容だった。 十分異常な競技ではあるが、これまでの各種球技の印象が強すぎて、張り型を落とさないよう股間を窄めてプレーする姿を見ても、特に何も思わなかった。 

 バレー、サッカー、バスケット、卓球、テニス、野球、バドミントン――すべての球技が終了したところで、アナウンスが5分間の休憩を告げた。 その場で大きく深呼吸し、混乱した頭の中を整理する。 私もこんな部活に入らされるんだろうか? 毎日お尻にボールをぶつけられるか、或は乳房をユサユサし続けるか、それともクリトリスを引っ張りまくられるか。 どれもゾッとしない。 考えただけで気分が悪くなる。 努めて何も考えないようにしながら、私はクラブ紹介が早く終わることだけを祈っている。


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