投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Training@Training
【スポーツ 官能小説】

Training@Trainingの最初へ Training@Training 19 Training@Training 21 Training@Trainingの最後へ

〜 土曜日・文化 〜-3

 流石にお茶を呑むのは普通に茶碗をもって呑むんだろうと思っていたら、変わらず這いつくばって茶碗に鼻を近づけるではないか。 そして私たちが見ている前で、客役は2度息を吐き、3度目に一際大きく吐いたと思うと、

 ズゾゾゾッ。

 ステージに響く下品な音と共に、一気に鼻を茶碗につけ、抹茶を吸い込んだではないか。 空気もそれなりに鼻から吸い込んだだろうし、鼻の粘膜は液体が通過するようには出来ていない。 私だったら思いきり噎せて吐きだすだろうけれど、客役のBグループ生は顔色も変えなず、鼻を緑色に染めながら口をぷっくり膨らませた。 そして、這いつくばりながら舌をだして茶碗に添えると、

 ツィー。

 口から緑色の液体が茶碗へと流れ込む。 もう私には訳が分からなかった。 つまり、客役は鼻からお茶を啜り、咽ることなく喉と口腔にお茶を溜め、舌をつたって茶碗に液体を戻している。 そうしてすべてのお茶を茶碗に戻してから、またもや

 ズゾゾゾッ。

 濁音にあわせて鼻からお茶を呑む客役の生徒。 今度は口から出すことなく、喉をコクコクと下した上で、深々と主人にお辞儀を返した。 そこで2人とも不自然に股ぐらを拡げた体勢を解くと、手をついて私達にお辞儀をした。 

 ここでアナウンスが紹介の終了を告げ、茫然となっていた私たちは我に返った。 幕が降りて2人の姿を隠すまで。 まるで自分たちが見せて貰ったものが価値ある芸術であるかのように、パチパチパチ、とにかく必死で手を叩いた。 

 3つめの紹介は書道部だった。 Bグループ3名が在籍しており、代表の1名がステージの上で『墨をする』ところを見せてくれた。 服を脱ぐことはなく、制服はつけたままである。

 まず尿道の洗浄から。 やや腰をおとし気味な第三姿勢をとり、水をはったバケツに跨る。 手には小型シリンダーをもち、バケツの水を吸っては尿道に注入し、すかさずバケツに放出する。 5回繰り返したところで別の小瓶から水をシリンダーで尿道に移し、硯にまたがってチョロチョロと放尿。 丁度いい量になったところでピタリと股間から滴が止まった。 

 床にたてた墨の上に跨り、わっしと尻たぶを掴んで拡げてから腰をおとす。 そのまま灰色の菊門に体重をかけ、墨を半分ほど呑み込んだ。 皺がビチッと締まり、墨が肛門に固定される。 そうしておいて硯にまがたると、片手は尻肉を拡げ、片手は後ろにつき、硯に股間をこすりつける。

 ギィ、ギシ、ギシ。

 奇妙で小さな摩擦音。 Bグループの先輩はこれまで見た中で最も素早く腰を振る。 見えない何かに操られるように、全く同じ腰のフリが1分以上続いたところで、書道部の紹介は終わった。

 何でも通常授業では墨汁の使用が認められるが、正式の書道では墨を硯(すずり)ですってから書かなくてはならず、現在の部員には規定時間以内に墨をすることができる生徒がいないという。 規定時間内にすれるようになるまで、部員はひたすら墨をする練習をするらしい。

 と、いうことはだ。 目の前にいる先輩は、書道部に属してから1年以上、一切書はできずに墨をすって過ごしたということになる。 部活の度に墨を肛門に咥え、時間一杯腰を振る日々……私は頭がクラクラした。

 続いて美術部の紹介が始まる。 Aグループ生とBグループ生が檀上にあがり、いくつかある美術活動の中で、絵画を紹介してくれた。 

 Bグループ生が服を脱ぎ、お腹と股ぐらを私たちに向ける。 そのままググッとブリッジをして、手足は指先・爪先までピンと伸ばす。 そうしたところに絵筆をもってAグループ生がやってくる。 肌に絵具を塗るところまでは予想がついたが、濃淡をつけた茶色い絵の具を恥丘中心に塗りたくった絵は、私にはサッパリわからなかった。 サッと30秒ほどで終えた絵が『コーヒー豆』だと告げられ、やっと作品の意図が分かる。 つまりBグループ生の陰裂を、コーヒー豆の割れ目に見立てているというわけだ。 

 1日の部活で1作品を仕上げ、作品はA棟の総括顧問の先生に見てもらい、合格がでれば作品の写真をとって片付けにはいる。 作品には絵画の他にも、拓物(たくもの)――主にパイ拓やマン拓――、陰唇やクリチンポの彫刻、直腸や鼻の孔をモチーフにした粘土細工など、バリエーションは数えきれないくらいあるらしい。 

 もし合格がでなければどうなるのか気になったが、怖くて質問はできなかった。 



Training@Trainingの最初へ Training@Training 19 Training@Training 21 Training@Trainingの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前