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「隣人X」
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「隣人X」-1

これは実体験(「美雪」の元ネタの一つです)。司と付き合ってたころの話。

大学生のころ住んでいたマンションは非常に壁が薄く、
夜静かにしていると色々な音がきこえる場所だった。

ある日あたし達がいつもの様に激しい行為を終えると、
壁の向こうから微かにティッシュを引きずり出す音が聞こえた。

あたしは、オナニーだと思った。隣人はあたしたちの果てる声を聴きながら、しているのだ。
隣人とは朝よく顔を合わせる。さわやかな好青年だ。

あたしはそれにものすごく感じてしまった。心の深い部分でなにかが疼いたのだ。
その時あたしは果てて眠っている司の横で自分自身を果てさせた。

聴かれてることを想像しながら。
   

数日後、あたしは部屋に一人だった。
隣の部屋から微かに音楽が聞こえるのを確認するとあたしは自分自身を触った。

壁際に顔と体をわざと押し付け、大きな声であえいでみた。隣の音楽がやんだ。
あたしはぐっしょぐしょに濡れはじめた。

あたしは部屋着のキャミソールとパンティだけになると、
美雪からもらったバイブレーターを秘所に当てた。
聴いて。お願い。あたしがどんないやらしい女か聴いてほしい。

あたしはたまらず声が大きくなる。あん、あん、気持ちいい。。。あぁぁぁ

その時壁の向こうで音がした。あたしには彼が耳を壁に押し付けたのが分かった。
あたしたちは壁を隔てて向かい合いながら高まっているのだ。

あたしは快感と興奮で体がビクビクなってしまった。
あたしは震えながら壁に手をついて囁いた。

「超気持ちいい・・・でっかいちんこいれてほしい。。。」

壁の向こうの主が一瞬驚いたのが手に取るように分かった。あたしは彼に話しかけたのだ。
しかしそんなことが彼にわかるわけもない。

あたしは左手でバイブを握りながら右手を壁に這わせた。
もうあたしはこのまま果てようと思った。あたしは自分を爆発させた。

自分でも驚くほどいやらしい声が自分から漏れた。
「あん、もうイク、いっちゃう・・・イクイク!あっ・・あっ!・・はぁんっ!」

壁の向こうでも野獣のような息遣いとティッシュの音が聞こえた。彼もまた射精したのだ。
あたしは全身に彼の白い愛がかけられるのを想像してもう1回果てた。


次の朝家を出るときまた隣人の彼を顔を合わせた。
あたしが彼の眼を見ながら微笑むと、彼はぎこちなく微笑んだ。


彼もまた知っていたのだ。聴かれていることを。
あたしは美雪にこのことをはなそうと思った。



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