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マリネしたマジックマッシュルーム
【痴漢/痴女 官能小説】

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6.-6

「こう……?」
「そう。それも気持ちいい」
「オジサンだけじゃなく?」
「知らないけどな。……っく、つまんで動かしてくれ」
 竹邑の呻きを聞いて、正座した脚の間に新たな蜜が滲んだ。指先で鰓をなぞる度にヒクヒクと震える男茎が愛らしい。トロトロと溢れ始めた透明の雫のヌメリをまぶしつつ、男茎の反応と、竹邑が小さく身悶えする姿を楽しんだ。
「オジサン……。これ終わったら、私のことフーゾクに売る?」
「っく……、なんだ、急に」
「だって、オジサンってそういう人でしょ?」
「どういう人だと思ってるんだ」
 竹邑は彩希に股間をイジらせたまま身を起こすと、彩希の肩を引き寄せた。彩希も背筋を伸ばして応じる。竹邑とのキスが好きになっていた。
「だって顔にそんな恐いキズ、あるから」
「これは昔、海外に行った時に強盗に襲われたときのだ。命があっただけマシだ。……今こうして彩希とエロいことしてるんだから神様に感謝しなきゃな」
「そっか。変なこと言ってごめんね。じゃ、何屋さんなの?」
「医者だよ。……歯医者」
「……ウソ」
「本当さ。だから、『先生』だって……っん!」
 指先でイジられている男茎が脈動し、竹邑がもどかしげに彩希の背中を撫で回してきた。キスをするために前へ浮かせていた正座の間へ手が忍び込んでくる。指先が潤った彩希の入口を確認する。
「彩希……、ココに挿れさせてくれ」
「うん……。……いいよ」
 彩希は男茎から手を離し、竹邑と入れ替わるようにベッドに寝転んで脚を緩めた。それを更に開かせた間に竹邑が膝立ちになる。彩希のお陰で漲った男茎を倒しつつにじり寄ってくると、先端が無毛の柔門に触れた。
「んっ……」
「あとでアフターピルあげるから……ナマでいいよな?」
 言っていることがよくわからなかったが、竹邑のことを信用していなければこんな体勢にはならない。彩希は頷いてから、
「先にチューして」
 そうねだると先端を狭間に押し付けたまま竹邑が身を屈めてキスをしてくれた。ほらね、信用できる。彩希は自ら舌を押し込み、竹邑という男を最終確認するように唾液を飲み込んだ。
「……あのね、……私。初めてなんだ」
 いざ侵入しようと押し付けられていた男茎が止まった。
「……。……ウソだろ?」
 さすがに竹邑は目を見開いている。
「ほんと。……処女なんだ」
「いや、じゃ、じゃぁ……」
 竹邑が身を起こそうとするのを脚で挟んで制した。
「オジサンならいい」
「……後悔するぞ?」
「しない」
 泣いてしまうかと思ったが、全く涙は出てこなかった。「……康ちゃんにあげようと思ってたのに、要らないって言われたの。だから誰でもいいやって思ってた。……でも、今日会ったのがオジサンでよかった」
「……」
「ホントだよ? ホントにそう思ってる。もうイヤなの。……誰かのためにとっとくのイヤなの。お願い」
 竹邑が再度膝をにじり寄らせて、先端を秘門へ当てがった。悲しくはない。だが緊張する。きっと体に力が入っていると痛い。気を落ち着けて下肢を弛緩させようにも痛みへの恐怖で身が強張ってしまう。
「……い、痛い、よね? きっと」
「俺は男だぞ? さすがに分からない」
「お医者さんのくせに」
「歯医者だって」
 だが竹邑は彩希よりも遥かに大人だった。肉幹に伝わってくる彩希の凝りを察し、首の届く範囲に何度もキスをし、狭間の上端でまだ敏感にそそり勃っているクリトリスを慈しみつつ、ゆっくりと亀頭を進めてきてくれた。


 あほー。罵声とともに由香里に頬を叩かれた。そして抱きつかれて泣かれた。竹邑に朝食も昼食も食べさせてもらってからタクシーで帰ってきて、マンションの前で携帯を見て由香里から山盛りの着信とメッセージが入っていたことに気づいた。
 ごめんねと何度も謝った。彩希が由香里の前で泣いたことは何度もあったが、由香里が泣いたのは初めてだった。
「……竹邑さんとヤッてきた」
 そして由香里の涙が収まってきたころ、そう告げた。安心させてやろうと思った。
「は?」
「なまら痛かった……けど気持ちよかった」
 激痛とともに処女を失い、竹邑の精液を注ぎ込まれたあと、彼とともに風呂に入った。湯舟の縁に腰掛けて開いた脚の間にキスをしてもらって再びの挿入を果たした。変わらず痛かったが、生身の男茎が唇による愛撫で潤った中に入ってくると、二度目にして薄っすらとした和みを感じてきた。最奥に押し付けられて脈動とともに熱い粘液が体の中に広がると、蜜壺の中で跳ね回ってくれた肉茎が愛しくなって、どこが気持ちいいのか尋ねつつ抜いたばかりの幹に唇と舌を這わせて感謝の意を表した。そうやって朝まで痛みに耐えながら竹邑に繰り返し温もりを求めた。


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