熟れた女-6
初めは怖かった中出し。しかし本来受精するであろうその瞬間の感覚にゾクッとするようになってしまった。勿論受精は現実的ではない。終わった後には必ずピルを飲んでいる。大人の色気を漂わせるイケメンの仕事ができる上司に抱かれ満たされる気持ちと体はどんな喜びにも代え難いものであった。
「あまりゆっくりしてらんないからな。」
ペニスを抜き喉元に跨がる健太郎のペニスを口に入れる。自分の性器の味にもすっかり慣れてしまった。自分の味と健太郎の精子の混ざった味に興奮すら覚える。シャワーを浴びている時間がない代わりに陽菜は健太郎のペニスを口で掃除する。
「ほら、飲め。」
差し出されたピルを飲んでいる間に健太郎は着衣を正す。陽菜は体液の混じる股間を拭く事なくパンティを履く。 「ギリギリだな。帰るぞ?」
「はい。」
陽菜は立ち上がり慌てて着衣を直す。所々にシミがあるがそのうち乾くだろう。それに少しぐらい汚れていてもさほど目につかないものだ。陽菜は健太郎に肩を抱かれて部屋を出る。
歩いている途中で中から精子がドロッと垂れパンティに染み込む感覚に気付く。股間はベチョベチョして不快だ。早く会社に戻りトイレに入り性器を拭いてパンティを代えたい気分だ。車に乗り運転席に座る陽菜は車を走らせるが、いつもスカートに体液が染みて湿らないかが心配だった。健太郎の量が多かった日にはスカートに染みる事もあった。今日は少ないみたいだ。それはそれでジェラシーを感じた。
「陽菜、来週の泊まりの出張、同行するか?」
陽菜はすぐに目を輝かせながら答えた。
「はい!」
そんな陽菜の太股に手を当て、いやらしく撫でながら言った。
「三泊四日だからな。体力温存しとけよ?」
「はい!」
三日間、健太郎にたっぷりとセックスをして貰えると思うとパンティに新たな湿りを生んだ。社内では男勝りに仕事をこなし業績を上げっぱなしの優秀な自分だが健太郎の足元に跪くような自分も嫌いではない。いやむしろ全ての男性社員にボロ雑巾のように扱われる妄想でオナニーする事もある。健太郎に出会ってからマゾ願望が日増しに強くなっていく陽菜だった。
(くそ、益々いい女になりやがって…。藤間…。あの美味しそうな熟した肉体をもう我慢できねぇよ…!)
若い女には感じない濃厚な性欲を抱く健太郎であった。その性欲は三日間、たっぷりと陽菜の肉体を堪能しただけでは収まりがつかなかった。