百合の香水-5
先輩が悩ましげな顔をして、声をあげる。
あぁ、なんていやらしい顔をするのかしら。
こんな先輩の顔は今まで見たことがない──。
「え……詠美ちゃん……んっ、んんっ……あっ、あぁんっ……」
「先輩、超可愛いです……やばいです。興奮しちゃいます、わたし……」
「詠美ちゃん……詠美ちゃんも……」
そう言うと、先輩が左手でわたしのタートルネックのカットソーを捲り上げた。
先輩の右手を離して自分のカットソーを引っ張りあげる。
先輩が露出したわたしの胸元を下から両手で包んでキスマークをつけた。
「せんぱい……」
先輩がわたしのブラをずり下げ、乳首をぺろぺろと舐める。
わたしはたまらず、大きなため息を漏らした。
わたしの乳首を舐める先輩の顔──。
あぁ、なんていやらしいの。
一心不乱に舐め続ける先輩はとても動物的で、そしてとても愛らしかった。
先輩の可愛い舌。
先輩の可愛い唇。
大好きな先輩とこんないやらしいことをしているなんて。
この格好は、まるでわたしが先輩に自分の乳首を舐めさせているみたい──。
わたしは先輩の蜜壺に薬指をも咥えさせ、先程よりも激しく中を掻き回した。
先輩が甘い声をあげ、身をよがらせる。
ゾクゾクする。なんて顔をするのかしら。なんていやらしい……。
「先輩、気持ちいいですか? すごくえっちな顔をしていますよ」
「んっ、あぁっ……はぁんっ……詠美ちゃん……あぁんっ、あぁっ……き、気持ちいいわ……気持ちいい、気持ちいいのぉ……」
「先輩のここもすごくえっちな音がして興奮します。先輩ってえっちなんですね……」
「あぁん、いやぁん……恥ずかしいわ……あんっんっ……あぁんっはあぁんっ……んんっ」
先輩の息が荒くなる。
上気した頬は薔薇色で、いつもの何倍も色っぽい。
「えっちな先輩、超可愛いです」
「あぁんっ……詠美ちゃんっ──わたし、あぁんっんっ……わたしのこと、すき? ねえ、詠美ちゃん、ねえ……あぁんっんっ」
「先輩……すきですよ、先輩のこと、すきです」
「はぁあんっ……あぁんっ詠美ちゃん──わたしもぉ……んっんっ……詠美ちゃん、詠美ちゃんがすきよ……あぁんっあぁんっ……詠美ちゃんも気持ちよくなって──いっしょに……」
先輩がわたしに寄りかかるようにして身体を預け、左手をわたしの腰にまわしてわたしのミモレ丈のフレアスカートの中に右手を入れた。
先輩の手がショーツの中に入ってくる。
わたしは先輩を抱えるようにして抱き、先輩の恍惚とした表情を見ながら指を動かし続けた。
先輩の長い指がわたしの蜜壺を撫でる。
わたしはその指に蜜壺をぐにょぐにょと擦りつけるように腰を動かした。
あぁ、先輩の指がわたしのあそこに触れている。
わたしのあそこに、先輩の細くて長い指が──。
「あぁんっ……あんっ……あぁんっはあぁんっ」
先輩とわたしの喘ぎ声が混ざり合う。
わたしたちはお互いの蜜壺を愛撫しながら何度もキスをした。
いやらしい先輩の顔。
いやらしい先輩の舌。
いやらしい先輩のあそこ。
先輩のぐちょぐちょのあそこ。
「あぁ……先輩──先輩、大好きです、あぁあんっはあんっ……先輩、先輩……」
「わたしもよ……詠美ちゃん、大好き。もっと気持ちよくなって……」