ある夏の日のできごと-2
桜は幸せに溶けていった。
「桜真っ赤でかわい〜」
本音半分からかい半分でささやく光。
「…ん…はふっ…」
いつの間にか唇をあわせていた。久しぶりのこの感覚に甘い声がでる。
「ほんっと…かわいいなぁ…桜は」
耳を軽く噛みながらささやいてくるため息がかかりこそばゆい。
「はふっ…ひ…ひかるぅ…」
光は桜の頭の後ろにあった自分の手をゆっくりと滑らしていく。
「は…ぁん…」
「桜、胸でかくなった?」
「ひやっ…ひ…ひかるの…ばかぁ…」
唾液の混ざる音と桜の甘い声が部屋に広がる。
「かわい〜…やべぇ…」
ブラを押し上げられ3年前からはかなり成長した胸がピンと飛び出す。
小さなピンク色の突起を舌で転がす光。
「ぁ…はぁ…んっ…」
お互い久しぶりのふれ合いでいつもよりはるかに感じやすくなっていた。光の手がさらに降りてスカートの中へ入っていく。
「い…いゃ…」
「うわ…桜、びしょびしょだよ…ほら…」
光が手についた桜の愛液をみせると桜は体をひっくり返しうつぶせになった。すかさず後ろから抱きしめる光。
「桜、好きだよ…」
ゆっくり光の指が桜の下着を取り除いていく。
「久しぶりやな…」
堅くなった光のものがお尻に当たる度、桜は動揺をかくせない。
「光も…かなり…堅いね…」
光のモノをゆっくりなでていく桜。少し強めにこすったり弱くしたり…
「うわっ…桜っ…す…ストップ!」
光は桜を止めると一気に桜の服を脱がした。全体的に細いラインに大きすぎず小さすぎない胸とお尻が踊る。
「相変わらずスタイルいいな…」
といいながら光は体の横をなでていく。
「は…あ…んっ…」
桜は身をよじらせることができても逃げられなかった。というよりか完全に光の手の中にいる感じがした。
「ん…ひか…るっ…」
「桜、いれるよ?」
いつの間にかゴムをつけていた光は桜の入り口にあてがった。
「うわっ…きついっ…」
「…ん…んっ…い…ぃたぃっ…」
3年ぶりに他人を受け入れようとしている入り口は狭く、なんとも言えない痛みだった。
「大丈夫か?」
「…うん…」
大丈夫ではなかったがこれ以上光を失いたくなかった。
「さくら…好きや…」
「はぁ…んっ…わ…私も…!」
「ふぅ…入ったよ…きつ…やべ…」
光は少しでも動いたらイきそうなくらいだった。
桜は久しぶりの異物館に戸惑いながらも軽く腰を振っていた。
「桜、俺…限界だわ…動くぞ…」
「はぁっ…あっ…うん…」
光がゆっくり動き出す。
「はぁ…んっ」
動きにあわせて桜の甘い声が部屋に広がる。
「やべ…さ…桜っ」
ピストンがだんだん早くなっていく。
「あっ…あっ…はぁっ…んっ…」
「桜…イくっ…」
「私もっ…」
桜のおなかの中に暖かいモノが伝わる。
「桜…好きだ…」
「うん…」
そのまま2人は眠りに落ちていった。
…ん…何時?…うわっ…9時じゃん
隣を見ると光の幸せそうな顔…
…夢じゃなかったんだ…
幸せに包まれながら親に電話をする。
ー今日は友達の家に泊まるー
と…
朝まで一緒にいたのは言うまでもない。
2人の顔に笑顔が戻ったある夏の日のできごと…
おしまい