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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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私物への興奮-5

 射精された精子が事務服を汚してしまった事に気付くのはようやく脈打ちが終わった頃であった。
 「あ…、ヤベぇ…」
慌てて握りしめたベストを確認した健太郎の目に映ったのは、濃いグレーの事務服に付着した卵の白液のような液体であった。精子が染み込み、濃いグレーがさらに濃く見えた。
 「ヤベぇ…、けど…」
健太郎はベストを床に置いた。すると胸付近に自分の精子が付着している光景にいやらしさを感じた。
 「事務服に精子、ぶっかけちゃったよ…!へへへ!」
妙な快感に包まれた。風俗嬢のニセ事務服に感じた興奮とはレベルが違う。所有者の顔のはっきりしている事務服を精子で汚した快感は半端な物ではなかった。
 「月曜日、俺の精子のついたこの事務服で藤間は働くのか…ククク!!」
体が震えてしまう。早くそんな紗英の姿が見たくなってしまう。 
 「どうせなら…」
健太郎はスカートの内側でペニスの残り汁を拭いた。生地が精子で滲んだ光景に危険な笑みを浮かべる。
 「スカートに精子がついてるなんて思わないだろうなぁ…。ククク!」
どんどん思考が危険になって行く。もしかしたらシミになって異変に気付いてしまうかも知れない…、そう感じたがロッカーの中にあったティッシュを取り押し付けただけの処置をした健太郎は、返って気付かせてその反応を見たかったからなのかも知れない。自分の精子の存在に気付いた紗英がどういう反応をするの、また精子と気付くか…、それが楽しみに思っての処置だったのかも知れない。健太郎はどんどん危険になり、そして紗英への欲望を膨らませて行くのであった。
 下半身を剥き出しにしたままロッカー内を漁る健太郎。予備のハンカチ、ストッキング、生理用品など、下着のようなお宝ではないのに、それと同様の興奮を得る。知っている女の私物というだけで興奮出来た。
 「こいつの私物、全部精子で汚してやる…!」
またのお楽しみとして事務服をしまいロッカーを閉めた。
 「楽しめる女だせ、藤間ぁ!」
そう言ってニヤリと笑いパンツとズボンを履いた。そして女子更衣室を出ようとした健太郎は立ち止まり、再び戻りロッカーを開けた。
 「一枚ぐらい分からないだろ。」
何枚か重なっていたハンカチと、そして置いてあったボトルの中からガムを何個か取り、そして出て行った。
 「汚しちゃうぞ、俺の政治ので…。ククク!」
健太郎を気付くのは道へと誘ったのは、紗英の私物なのであった。


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