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“魔”の代償〜狙われた人妻事務員〜
【熟女/人妻 官能小説】

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私物への興奮-3

 机周りの残り香を嗅ぎまくった健太郎はふと動きを止める。
 「事務服にはいったいどれぐらいの匂いが残っているんだろう…」
体全体がざわつく。椅子や座布団でさえこれ程の匂いが付着しているのだ。これが体に密接している事務服であったら…、その興奮に健太郎の足は動く。事務所を出て廊下を歩き女子更衣室のドアノブを握る。妙にドキドキする。手に汗をかいている。今まで入った事のない女子更衣室への侵入に尋常でないスリルを感じた。
 「ゴクッ…」
生唾を飲みドアを開け中に入る。
 「…」
思わず顔が腑抜けるほどのいい匂いがする。香水と洗濯物の匂いに包まれ幸せな気分になる。
 「いい匂いだぁ…」
まるで森の中の新鮮な空気を吸うかのように深呼吸する健太郎。ゆっきりと鼻から息を吸い込み女子臭を体内に満たす。
 「勃起しちまうぜ!」
しちまう、いや、していた。ズボンは膨れ上がっていた。匂いを堪能した後、健太郎は電気をつけた。
 ロッカーを見渡す健太郎。その中に潜むいい匂いがするであろう事務服や、そして女子らの私物を想像し胸を踊らせる。
 「さて、藤間のロッカーは…」
ロッカーには名前が貼ってある。他の名前には目もくれず、藤間紗英と言う文字のみを探す。
 「お、ここだ!」
まるで宝箱を見つけ出したかのようにガッツポーズをしてしまった事に興奮度合いが伺える。健太郎は手を伸ばしロッカーの取っ手に手をかけた。
 鍵はかかっていないようだ。カチャッと音がすると扉は開いた。ゆっくりと開ける健太郎。
 「うおっ…!」
開いたロッカーの中から匂いが溢れてくる。先ほどの残り香などまるで比べものにならない程の濃厚な紗英の香りが溢れ出してくる。頭がくらくらして眩暈がして倒れそうになる。
 「や、ヤッベェ…!」
その生々しい香りにペニスがビクッと反応する。そして前を見るといよいよ普段紗英が着用してる事務服がハンガーにかけられているのが見えた。
 「藤間の事務服…」
紗英の肉体にピタリと纏わり付いている事務服…。どれだけこれを着た紗英に興奮させられたであろう。その憧れの事務服か目の前に…。
 「ゴクッ…」
静粛な女子更衣室に生唾を飲む音が響く。
 「たまんねぇ…」
今の自分を見たらそうとう危険な顔をしているだろう…、健太郎は完全なる犯罪者の顔つきで紗英の事務服を見つめていたのであった。


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