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悪魔メイド・冬月美緒
【調教 官能小説】

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憧れの東城寺さんでオナニー-3


 オナニーを終えて、林の中を歩いていくと、前方に人影が見えた。
 女子の制服を着ている。
 というか、あの後ろ姿は、先程までオナニーのオカズにしていた東城寺さんだ。
 背後の足音に気づいたのか、東城寺さんが振り返った。

「……大河内君?」

 東城さんはびっくりした顔をしていた。ほとんど誰も足を踏み入れない場所に人が現れたのだから当然だろう。

「……こ、こんにちは」

 東城寺さんでオナニーをしていた僕としては、実に決まりが悪い。
 精液の匂いがしていないかと気にしてしまう。

「……わたし、ときどきここを散歩するの。いろいろな木があるし、誰もいないから落ちつくでしょう」

 すこし慌てながら、東城寺さんはここを歩いていた理由を説明した。
 照れた顔の東城寺さんは本当に可愛い。
 この校舎裏の林を気に入っているというのも共感する。世界有数のトップ企業のお嬢様で華やかな存在なのに、ひとりが好きというのも東城寺さんらしい。
 行きがかり上、東城寺さんと林の中をいっしょに歩いた。
 落ち葉を踏みしめるふたりの足音。
 同じクラスだが、普段ほとんど話したことがないので、すごく緊張する。話題を探すが出て来ない。
 東城寺さんも同じなのか、無口だった。
 こうして並んで歩くと、背丈がほとんど同じであることがわかった。女の子としては自分より背の高い男がいいんだろうな、と思ってしまう。
 おっぱいはやはり適度にふくらんでいた。
 揉んだら絶対にやわらかそうだ。先程、想像の中で見た薄いピンクの乳首が思い出される。東城寺さんでも、指や舌で弄れば、乳首は勃起して硬くなるのだろうか?
 制服のスカートの裾は歩くたびに揺れていた。
 このスカートをめくれば、東城寺さんのパンティを見ることが出来る。
 もちろん小心者の僕にはそんなことは出来ないが、たとえば東城寺さんが木の根っこにつまずいて倒れ、スカートがめくれないかと期待してしまう。

「大河内君、小鳥がいるよ」

 東城寺さんが立ちどまって、一本の枝を指さした。
 見ると、二羽の小鳥が仲良くさえずっていた。一羽が飛び立つと、もう一羽が追いかけ、木の枝のまわりを飛びまわる。

「あの小鳥たち、恋人同士なのかな?」

 東城寺さんが楽しそうに微笑んだ。
 東城寺さんは本当に清純無垢だ。僕がとなりでいやらしいことを考え、先程まで彼女でオナニーをしていたことなど、まったく想像もしていないだろう。
 同時に僕はもうこの林でオナニーを出来ないと思った。
 もし、東城寺さんにあの姿を見られたら確実に引かれる。キモ男確定だ。自分がオカズにされてることがわかったら、ショックで泣き叫ぶかもしれない。

 東城寺さんはふたたび歩き始めた。
 考えてみると、先程から東城寺さんとまともな会話が成立していない。
 童貞を喪失して男になったのに、この余裕のなさは何だろう?
 東城寺さんの後ろ姿が目に入った。
 スカートの裾が誘うように揺れていて、押し倒したい衝動に駆られる。
 でも、そんなことは無理だということはわかっていた。
 手を伸ばせば抱きしめられる距離にいても、僕と東城寺さんの間にはとんでもない距離と壁がある。

 ううっ、東城寺さんのパンティを見てみたい。東城寺さんのオマ×コにブチ込みたい。

 僕は、東城寺さんとデキるのなら死んでもいいと考えていた。



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