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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 木曜日・潮吹 〜-1

〜 33番の木曜日 ・ 潮吹 〜

 
 14時15分に5時間目が終わりを告げてから、膣という内臓から教官へと画面が切り替わる。 
 MR(モニタールーム)では、号令もまたモニター越しに行われた。 出席簿を揃えると、教官は『6限もこの場に残るように』と言い残し、MRを後にした。

 この場に残るもなにも、私たちは完全に拘束されたままだ。 両手は後ろ手に回した上で椅子に繋がれているのだから、棒付下着を脱ぐことすらできない。 最も規定の回数に達すことができなかった私はショックから立ち直ることができず、仮に拘束がなかったとしても、茫然と椅子に座ったままだったろう。

 やがて背後に気配がして、管理委員のB30先輩が現れた。 相変わらず不愛想で、手際だけはテキパキと私の拘束を解いてくれた。 といっても解放してくれたのは腕と下着だけで、手すりに繋がれた足と拡げられた股間はそのままだ。 1時間膣が咥えつづけたエボナイト棒を抜くと、腐った納豆のように体液が糸を引き、ツーンと饐えた香りが鼻孔をついた。 

 下着を机の引き出しにしまうと、先輩は替りに小さな道具を手にしていた。 外観は『指サック』、1本の指を覆うゴム製の文具だ。 私が右利きか左利きか尋ねるので、右利きだと答えたら、右の中指に『指サック』を嵌めてくれた。 

 先輩が出て行ってから、下半身を広げたまま、私は6限の始業を待つ。 他のみんなはどうしているんだろう? 壁に遮られただけなので、声や気配は聞こえたのだが、視認できないだけで不安になる。 『人間は孤独に耐えられる点が一般動物と異なっている』、そんな話を聞いたことがあるが、どうやら私には当てはまりそうにない。 

 キーン、コーン、カーン、コーン。

 そうこうするうちにおなじみのチャイムがなる。 分刻みで動く学園では、失意に沈む時間すらも貴重だった。




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