オナニーをしていたら-2
いくら童貞の僕でも筆下ろし≠ェ何を意味するか知っている。
今、冬月さんは「筆下ろしの相手をする」って言ったけど、もしかして冬月さんとエッチできるってことか?
「初めての相手が私ではお嫌ですか?」
僕の表情を読んだのか、冬月さんが言った。
「そんなこと、ないけど……」
冬月さんはとんでもない美人で、雲の上の人だと思っていたから、もちろん大歓迎だ。
「私も、佐々木由香、鈴木早苗、野間こずえなど、可愛い系のメイドに相手をさせることを考えたのですが、彼女たちは若く、セックスも未熟で、もし挿入などで失敗された場合、トラウマになってしまう可能性があります。それを避ける意味で、私がお相手をすることにしたのですが、どうしてもとおっしゃるのなら、あの三人の中からお選び下さい。彼女たちにはいつでも対応できるよう、準備させています」
「いや、そんなこといいよ。僕はただ戸惑ってるだけで……」
「本当ですか?」
「うん。冬月さんが初めての人なんて大歓迎だ」
「では失礼します」
そう言うと、冬月さんは立っている僕の前に膝をつき、脚のつけ根でだらしなく垂れ下がっている肉棒を手にとって口に含んだ。
「うわあぁ!」
予想外の行為に思わず腰を引いて、声をあげてしまう。
だが、冬月さんは逃さない。
ふたたび僕のモノを口に含むと、ペロペロと舐めまわし始めた。
ううっ、気持ちいい! こんなの初めてだ!
当然、肉棒はムクムクと大きくなる。
すると、冬月さんは今度、くちびるをすぼめて、ぷちゃぷちゃとピストン運動を始めた。
「ふ、冬月さんっ……!」
すぐに射精しそうになる。
だが、冬月さんはプロだった。
発射寸前の所で、動きを止め、肉棒の根元を指で押さえ、僕は落ちつくまで、亀頭のカリの部分や玉袋を舐め始める。
そして刺激が弱くなってきたと感じると、ひたたびピストン運動を始める。
実に見事なテクニックだ。
そのまま僕は押し倒される形でベッドに仰向けになった。
天井に向かって屹立しているおチ×コを冬月さんが美味しそうに頬ばり、舐めている。
「ああっ……!」
声をあげ、背中をのけぞらせてしまう僕。
オナニーなんかとは比べものにならない気持ちよさだ。
下半身から快楽の波が何度も何度も押し寄せて来る。
「失礼します」
そう言うと、冬月さんはお尻を僕の方に向けて、跨がった。
いったい、何をするつもりだろう?
困惑していると、冬月さんはメイド服のスカートをめくりあげた。
「うわあぁっ!」
目の前に冬月さんのパンティがあった!
黒のナイロン地のパンティで、何というか実にいやらしい。縁の部分は黒の見事なレースの刺繍が施されている。お尻の部分もそうだが、何より目が行ってしまうのは、冬月さんの脚のつけ根にある、ぷっくらとした布地のふくらみだ。もちろん、童貞の僕だって、ここにオマンコがあることを知っている。
ああっ、これが冬月さんのパンティ! スカートの中の風景!