俺と付き合って下さい!-2
「アイツとはもう付き合えない。それはアンタが一番よく分かってるはずでしょ?」
「それは…。」
そうだ、私は彼に告白をしそして見事断られた。
「あたるには彼女だって居るし。だから今後はただのお友達という形で接してるんでしょう?…いや、正確にはそうなろうと努力して。」
「……。」
「そりゃー恋心が完全に消えないのは分かるよ?でもさぁー。」
「モチロン分かってる、私も努力はしてる。」
「だったら…。」
温かいコーヒーを一口入れ、一呼吸し。
「実は、少々トラブルが…。」
「トラブル?」