お忍び結婚-1
あたしの任務…呉服屋の青年の素行調査。婚約者の親父様からの依頼
『はぁ…やる気がでない』
明治維新後忍者もお役御免ということみたい…
青年こと 龍之介は調査するまでもなく親の金で遊び呆ける駄目跡継ぎの噂で有名だった。
ほら…今夜も町の女の子連れ込んでる。こんなの天井裏で見てたら…忍者だって変な気分になっちゃうんだから…あたしだってまだ…処女で…18歳になったばかり…こんな家系じゃなかったら…
あっ始まった…
「あっ…ひぃ…ひぃ龍之介さまぁ」
龍之介が前戯もなく女の着物をたくし上げて 自分の自慢のぶつを上から押し込んでゆく
ズブズブ…
「あっ…凄い…熱いですぅ…あっぁあっ」
龍之介の腰の動きが激しさを増すと、女は大抵…あれで痙攣しちゃってる
「ひぃ……いくぅぅ…」
(そっ…そんなに気持ちいいのかな…)この任務あたしの下半身も熱くなるからやだ
少しだけ…
着物の下に手を伸ばし…潤んだ部分をいぢり始める クチュクチュ… 「うっぅ…ハァ」
(おい?!あづさ?)
(!?えっあたしの本名…!)
指を抜き取り、慌てて後ろを向き構えの姿勢を取る
「あっ…太郎…」
同じ忍者仲間の幼なじみだった…完全に見られてたみたいで太郎の顔が紅潮している。
「お前だったのか…」
太郎の話によると、龍之介が毎晩あたしの秘め事…姫ごとかな…の気配を感じ 太郎を雇ったみたいで…
あんな逢い引きの最中気配を感じるなんて案外馬鹿じゃないのかな…と思いつつ
忍者失格となったあたしは太郎に連れられ…龍之介の前に行くことになった
『太郎酷いよ…適当にごまかしてくれたらいいのに…』
「お前なあ…任務中にあんなことしてる罰だ。あのまま…襲ってやろうかと思ったけど……。まっまあヤバくなりゃ逃げれるだろ?じゃあな」
龍之介の部屋に入って太郎は帰ってしまった。
「女だったんだ?へえ〜〜可愛い顔して。どおせ婚約者んちに雇われでもしたんだろ?」
『………』
龍之介が間近に座る。根っから馬鹿じゃないみたい……かな
「毎晩見てて…楽しい?そろそろ欲求不満で体も我慢の限界かな?あづさちゃん」
『だっ黙れ…馬鹿息子!!』
「ぷっ!!!陰で駄目息子って言われまくってるけど目の前で言う女は始めてみた!ククク」
龍之介が笑って頭を撫でてくる。女が寄りつく理由はお金だけじゃ無さそう…