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高校3年生
【学園物 官能小説】

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高校3年生-1

高校3年生 (橘竜男、横田貞子、久保川春美、立野静枝)
1.
 僕、橘竜男の通う高校は、中高一貫教育の東京下町のありふれた高校である。
 近所から通う生徒も多く、小学校からの同級生も少なくない。

 高校生になると、カップルを作る生徒が出てくる。夫々のきっかけで意気投合するのだが、その組み合わせは傍から見てなるほどと思わせる似合いの組み合わせが多い。

 僕もガールフレンドが欲しかったが、今までの所いない。
 美少女の多い演劇部に所属をして、学校祭などには舞台に立っていた。

 3年生になって、三島由紀夫の戯曲「灯台」の主役を務めた。
 いわゆる不倫物で、高校生の出し物には相応しくないと教頭からクレームが付いたが、既に練習も始まっていてやり直す時間がないと強引に押し切ってしまった。そこは、男女関係に大らかな下町の気風に助けられたのかもしれない。

 出来はそこそこだったが、女生徒の僕を見る目がなにやら悩ましげになったのは、気のせいばかりではないだろう。
 普段は学生服かダサい服装の生徒が、演技の程は別にしても颯爽とした身なりに化粧もして、人妻と不倫を演じるのは、胸に迫るものがあったに違いない。

 僕は一見大人しそうに見えるが、実はかなりませていて、オナニーは中学生の時からやっていた。オナペットは、同級生の美女達だ。

 松竹歌劇団(SKD)のファンの3人組がいた。リーダーは久保川春美と言って、容姿端麗、SKDのオーディションに合格したが、父親の「踊り子にするためにお前を育てたんじゃない」の一喝で諦めたと言う経歴を持っていた。陸上競技部で短距離を走っている。

 2番手は、立野静枝と言って、日本風の美女で勉強は出来た。僕と一緒に学級委員をしている。僕も勉強は出来るほうで、大体クラスの5番以内にはいた。

 3番手は、横田貞子と言って、勉強は中ほど、取り分けの美女ではないが、ありきたりのようで何か男を引き付ける潤いのような風情を持っていた。

 布団が温まると、パンツを下げて、肉棒を掴む。
 現れる美女は、そのときの体調によって変わる。

 元気のいいときは、久保川さんが目に浮かぶ。逞しい筋肉質の内股に肉棒を差し込んで、激しく腰を使う。久保川さんもそれに応じて、腰を合わせてくれる。SKDの男役の振りをした美しい顔が歓喜にゆがんで、僕も思い切り精液を放出する。

 立野さんは、男根がキリキリと立つほどではないが、出さずにはいられないエロイ気分の時に呼び出す。真っ白な柔肌を開いて、まっ黒な恥毛の下の割れ目に、静かに肉棒を差し込んでいく。立野さんは、始めはもの問いたげな表情を浮かべているが、肉棒の抽送に従って顔に赤身が射してきて、頂上が近づくと顎を上げて喉を鳴らしヨガリ狂う。僕はそこで精液を放出する。

 久保川さん、立野さん以外の時は、すべて横田さんの出番だ。
 僕は精力が強いらしく、週に一度はオナニーをする。夫婦が床に入ると求め合うように、布団が温まると僕の手がひとりでに肉棒を扱き始めるので、そのときは横田さんの顔を思い浮かべる。
 横田さんは、嬉しそうな顔をして僕に寄り添ってくる。僕の肉棒を掴んで、自分の膣に嵌めて、ニッコリと笑う。僕も思わず微笑んで、横田さんを抱きしめてしまう。
 挿入したまま、どちらからと言う訳でなく、身体が絡み合ったまま頂上に達するまで、波を打ち続ける。
「アアアぃぃっ」
 僕がヨガルと、横田さんは
「橘君、好きっ」
 と言って、涙をポロリとこぼす。
 僕はそこで、静かに精液を横田さんの膣に流し込む。




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