高校3年生-6
6.
身体に巻きつけたバスタオルを落とすと、ベッドに潜り込んだ。
「竜男君、好きよ、大好き・・・」
クリトリスを押さえた指が、クリクリと小さな肉棒を扱く。
「そうよ、そう〜〜いい気持ち」
「クリちゃんが固くなって来た」
クリクリ〜クリクリ〜クチュクチュ〜クチュクチュ〜すこすこ〜すこすこ〜〜〜
「あああ〜あぁァァっ〜〜〜竜男君、タツオ君ぅぅぅ」
中指が割れ目をすべり、穴の周りをヌルヌルと擦る。
「穴に入っちゃ駄目! そこは竜男君に入れて貰うのよ」
うーん
貞子は、クリトリスを片手で握り、片手で乳房を握ると、仰け反って硬くなった。
ほぼ日曜ごとに、デートを重ねた。
日を重ねるたびに、ペッティングはエスカレートした。
初めは手を握るだけで、嬉しかった。
しばらくして、唇を合わせた。
舌を絡めあうようになると、貞子の股間は愛液に濡れた。竜男の男根は、ズボンの中でパンツを突き上げ、行き場のない男根は痛くなった。
デートから帰った夜、貞子は湯船の中で膣の周りを擦る竜男の指を想いながら絶頂した。
竜男はベッドに入ると、怒張した男根を貞子の尻に見立てた上掛けに挟んで、傘を広げた雁首で処女膜を突き破り、膣の奥に強かに精液を放った。精液は、何時もより枚数を増やしたティッシューを突き破って、寝具を濡らした。
竜男の入学試験の発表を二人で見に行った。
御茶ノ水の大学まで、地下鉄とJRを乗り継いだ。
合格した。
その夜、二人は竜男の家のバンに乗って、谷中の墓地に向かった。
そこには横山大観や渋沢栄一など、多くの著名人が眠っている。
浅草には多くのお寺があって、子供の頃から墓地は見慣れている。
大きな墓石の裏に回って、腰を降ろした。
唇を合わせると、竜男の指が貞子の乳房を弄る。
竜男の指が、スカートの裾からパンティーに届いた。
初めて触れるパンティーに、指が一瞬躊躇ったが、そのまま脇を潜って割れ目に届いた。
「貞子っ」
「竜男君っ」
既に、独りよがりの場面では処女膜を突き破った貞子のおマンコに、初めて指が触れた。サヤサヤと触れる恥毛の下で、それは暖かく、指に優しかった。
竜男は、穴の入り口で指を止めた。
(そこはオチンチンで入れたい。こんなところで、処女膜を破ったらもったいない。我慢〜がまん)
(もしかしたらと思ってピルを飲んできたのに、竜男君は止めてしまった。ほっとしたけれど、一寸物足りない感じ。竜男君は本当に私が好きなのかしら?)