投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

運命という名の恋
【女性向け 官能小説】

運命という名の恋の最初へ 運命という名の恋 1 運命という名の恋 3 運命という名の恋の最後へ

-2


「はっきりお断りしてるはずです」
「だからさ。1回でいいんだよ」

あ〜〜〜〜〜〜〜もうっ!
遅くなって加藤さんに怒られるの俺なんだからな!

「ちょっとさ?就業中なんだけど?」

俺はたまらず、二人の前にため息をつきながら姿を現した。

「柳下さんっ!」

驚いたのは二人ともで
男の方は誰だ?企画部の鎌田さんか。

ふ〜ん。
上杉さんを間近で見るのは初めてだけど、噂通り可愛い顔してるな。

これは男が1回の食事でも、と思うのも分かる。
「ほら。それぞれの部署に戻ってください!
俺だってこれ重いんですから!」

そう言って顎でシッシと二人を追い払うしぐさをしたら
「半分持ちます」
と上杉さんが上半分の資料を持ち上げた。

「え。いいよ」
「いえ。お昼休みが取れなかったので、今代わりに取ってるんです。
お手伝いします」

「いいって」
と言ったものの、鎌田さんからの逃げ口上か。と思いなおして
「助かるよ」と
鎌田さんを置き去りにして上杉さんと二人でエレベーターに乗った。







運命という名の恋の最初へ 運命という名の恋 1 運命という名の恋 3 運命という名の恋の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前