そして始まる宴-2
ピンときた瑞季は、人生の恩人に声を掛けた。
「どうぞ、幸樹のちんぽをお掃除して下さい」
本来ならば、中出しされた女がお掃除フェラの権利を有するのが美弥子達のマナーだ。しかし、恵子の悪巧みを共有する美弥子は、敢えてその禁を破ったのだ。
(瑞季さん、ごめんなさい。でも聡い貴女ならわかってくれるわね)
一瞬真剣な目に戻った美弥子に、瑞季は理解している、と言うように深く頷いた。
(わかってます。その方があたしも楽しめますから)
瑞季とのアイコンタクト終えた美弥子、幸樹の肉棒にムシャブリついた。
「ううっ」
幸樹の呻きと、美弥子の立てる卑猥な水音が響いた。
「ジュボッ、ジュボッ、ああん、おっきい〜」
汚れを舐め取った美弥子は、肉棒を握り締めながら、感嘆の声を上げた。
「幸樹くん、ビキニの約束を果たすわね。でも、あたしもイカしてくれなきゃ許さないわよ」
「は、はい…」
幸樹は、続けて起こるラッキーな出来事に人生の勝利を感じていた。
美弥子は肉棒を掴んだまま幸樹に跨がり、それを淫口に宛がうと、そのまま味わうようにゆっくりと腰を落としていった。
「はうううっ、反りが凄いわあ」
幸樹の亀頭が膣の奥深くに達すると、美弥子は一転、腰を激しく振りだした。
「あっ、あっ、あっ、と、届いてるうう、ああん」
こうして新たなメンバーを交えた乱交は、華々しく始まったのであった。
美弥子は幸樹に跨がり、瞳は体位を代えて後ろから忠に突かれていた。恵子はその瞳の顔の前で足を開いて、3Pで喘いでいた。
あぶれた新司が必然的に瑞季を見ると、その瑞季が熱い視線で自分を見ていることに気付いた。
「新司くん、ずっと前からあたしとしたかったんでしょ」
「わかります?」
新司の目が妖しくキラリと輝いた。
「うふふ、その目よ。そのエッチな目で見られたら、いくらあたしでも気付くわよ」
「じゃ、じゃあ…」
「ええ、思いを叶えてあげるわ。来なさい」
一皮剥けた瑞季は大胆だった。足を開き、指で作ったV字サインを股間に宛てると、ワレメをグイッとこじ開けた。片方の手は水着の穴から出ている乳首を摘まみ、子供の頃から知る可愛い甥っ子を、より卑猥な目で誘った。
「瑞季叔母さん…」
長年夢見た叔母の女淫を前にして、新司の理性は吹き飛んだ。欲望のままに瑞季の上に覆い被さり、水着の穴から魅力的に出ている乳首にムシャブリついた。
「はあん、甘えん坊さんね。もっとよ、もっと強く吸って、はあん、はあん」
今日の瑞季は、朝から気後れすることが多く、ずっと何かに押されっぱなしだった。幸樹を相手にする時も、気恥ずかしさで精神的余裕を感じることができなかった。元来負けず嫌いな性格は、少し精神的優位を欲していた。
しかし、ここにきて子供の頃から知る新司を相手にすることが、瑞季に精神的な余裕をもたらしてくれた。
「い、いいわよ、新司くん…、ああん、そうよそう」
瑞季は新司の頭を優しく抱えながら、乳首に受ける刺激を堪能していた。
しかし、それもここまでだった。美弥子や瞳を相手に経験を重ねた百戦錬磨の新司が、俄エロ女の瑞季に翻弄され続けるわけはなかった。
(ふふふ、叔母さん、オレはいつまでも子供じゃないよ)
乳首を執拗に責めながら、新司は肉棒を握り締めていた。そして狙いを定めて腰を引き、瑞季の股間に目掛けて、一気に肉棒を突き刺した。
「ヒイイイイッ!」
瑞季の余裕が吹き飛び、女体が弓形にしなった。
「折角させてくれたから、天国を見せてあげるね」
新司は勢いのままに、幸樹に負けず劣らず腰を振り続けた。しかし幸樹と違うのは、ただ振るだけではなく、強弱を付け、侵入角度を変えて瑞季に余裕を与えなかった。
「いやああん!!イグウウ!イグウウウ!」
瑞季史上最速の絶頂だった。
「まだまだだよ」
新司は一旦結合を解き、グッタリとする瑞季の女体を抱えてうつ伏せにひっくり返した。そしてなすがままの瑞季の腰を持ち上げて四つん這いにさせた。
「叔母さん、やらしくていい眺めだよ。これを想像しながら何回マスを掻いたことか」
そう言いながら、無防備に曝された肛門を指でつついた。
「いやっ、いやっ」
瑞季は子供のように首を左右に振った。
「叔母さん、可愛いよ」
新司は勃起を続ける肉棒を掴むと、瑞季の尻にそれを突き立てた。
「いやあん、やあああん、許してえええ」
首を激しく振りながら涙を流して喘いだ。
「ううん、いい声だ。もっと鳴き声を聞かしてよ」
既に1回イカしてるので、新司は余裕を持って腰を振り始めた。
「あうううっ、あうううっ、もう、もう、ダメ…」
瑞季の喘ぎ声を堪能しながら、流し気味に腰を振る新司の耳に、それが聞こえてきた。
「やあん、幸樹くんのちんぽおっきい〜、ああん、届いてる、届いてる〜」
「ん?」
新司は違和感を覚えた。なぜなら、幸樹とやってるはずの美弥子は、男根のことを決して『ちんぽ』とは言わない。美弥子ならば『おちんちん』だ。それは忠が下品な娘を喜ぶ傾向にあるので、恵子が親孝行のために口にする単語だった。