結ばれる母子-1
【結ばれる母子】
はあ、はあ、はあ
荒い呼吸を繰り返す瑞季は、絶頂の余韻に浸りながら、うっすらと目を開けた。
「うふふ、瑞季さんたら見事なイキっぷりだったわね。あんな凄いオナニー見たこと無いわ」
「瑞季さんのオナニー、激しすぎですよ。見てるだけでこっちまで恥ずかしくなっちゃったじゃないですか」
「あらあら、イキっぱなしのまんま、おまんこも隠さないで恥ずかしい義妹だこと」
絶頂を迎えたばかりの瑞季は、ニヤニヤと遠慮の無い視線に晒され、好き勝手なことを言われていた。
改めて恥ずかしくなった瑞季は、足を閉じて座り直し、股間を手で隠して俯いた。その俯いた拍子に、水着の穴から見える自分の乳首が目に入り、その異様さに瑞季は新たな羞恥を覚えた。
しかし、今は恥ずかしさを楽しんでいる場合ではない。約束を果たした瑞季は、いよいよその時を迎えることができるのだ。
「さすがのあたしも、人前であんな格好でオナニーなんてできないわ。瑞季さんの恥ずかしいと思うこと。しっかりと拝見させていただきました」
瑞季の心内がわかるかのように、美弥子がハードルを越えたことに触れてきた。
「じゃあ、幸樹としてもいいですね」
瑞季が嬉々としながら美弥子に尋ねた。
「ええ、改めて瑞季さんを乱交の仲間として受け入れさせていただきます。まずは幸樹くんのチェリーをジックリ味わって下さい」
「ありがとうございます。幸樹、これでお母さんとできるわよ。そんなとこでシコシコしてないで、こっちへ来てそのでっかいちんぽ、お母さんに見せてちょうだい」
「う、うん」
幸樹は頷き、瑞季の目の前に痛いほど勃起した肉棒を突き出した。
「うわあ、お父さんよりも大きいわね」
そうっとそれに手を添えた瑞季は、元夫のモノと比べてうっとりして言った。
瑞季は愛おしそうに、息子のモノに頬擦りをした。男のたぎる熱が頬に伝わり、瑞季は息子の逞しさを感じた。先走り液が整った顔を汚したが、瑞季は気にしなかった。
「感動的だわ」
美弥子達はその行為に子に対する愛情の深さを感じた。
「可愛いちんぽ。でも可哀想。ずっと我慢してたのね」
「うん、美弥子さんがお母さんのために我慢しろって」
「まあ、美弥子さんがそんなことを」
「それに師匠から、射精を我慢するコツも教えてもらったし」
「まあ、師匠までも。って、誰やそれ?」
感激した瑞季は、美弥子と美弥子の乳首を摘まむ師匠に振り返った。
「美弥子さん、あたし達のためにそこまで気を使っていただいてありがとうございました。それと新司くん、あたした達が長く楽しめる技を伝授してくれたのね。嬉しいわ」
その『技』の正体を知る恵子はニヤリと笑った。
(うふふ、その技は両刃の剣。使いすぎると後悔するわよ)
恵子がにやつくのを横目に見ながら美弥子が答えた。
「いいんですよ。あたしはただ幸せになる人を見たいだけですから」
美弥子にとってセックスしないことは不幸だった。それが例え近親相姦であろうと、セックスすることが幸せに直結すると信念を持っていた。
「美弥子さん…」
謙虚な美弥子の姿勢に感動し、瑞季は改めて尊敬の念を覚えた。
「それよりも、それ以上幸樹くんを待たしちゃ可哀想よ。ホラホラ、我慢汁が滴ってるじゃない」
「あっ、は、はい」
慌てた瑞季は握ったままの幸樹の肉棒に向き直った。美弥子の言う通りに新たな先走り液が鈴口から今にも零れそうだった。瑞季は唇を閉じて鈴口にキスをし、そのまま掴んだ肉棒で小さく円を描きながら、リップクリームを塗るような感じで、先走り液を唇に塗り付けた。ヌルヌルした感触が、敏感になっている唇に心地好かった。