結ばれる母子-4
瑞季は幸樹に全てを曝すべく、自身の膝裏を抱えて股間を開くように持ち上げた。開かれた女の部分に、幸樹の荒くなった鼻息が掛かり、女体がピクリと震えた。
恥ずかしさで、ぎゅっと目を瞑った瑞季の脳裏に、ふと客観的な映像として母子の姿が浮かんできた。俯瞰されたその光景の異常さと卑猥さに瑞季は身震いした。
ましてや、身に付けている物が、乳首と陰部に穴の開いた水着なのだ。子供の前では絶対にあり得ない際立った異常な姿、そしてそれが今の自分姿だと改めて認識した瑞季は、更にゾクゾクした興奮を覚えた。
「ああ…見られてる…自分の子供に見られてる…、もっと見て、もっと…お母さんのエッチなおまんこ…もっと見て…」
瑞季は敢えて自分自身を辱しめる言葉を口にした。
「ゴクリ…」
幸樹は母親の卑猥な肉の造形を前に、生唾を飲み込んだ。
今まで瑞季の裸体を何度も隠し撮りしながらも、決して見れなかったその部分。それが今、自分の目の前で、ましてや硬いはずの母親自身の意思でパックリと開かれているのだ。幾度自慰行為をしながらそれを空想したことか。幸樹は興奮で身震いしながら目を見開いて見入った。
初めて生で見たのは、ここに来る途中の車内で自慰行為をしていた瞳の陰部だった。インパクトのある瞳のクリトリスが印象的だったが、瑞季のそれは瞳よりも少し控え目だった。それでも興奮で勃起した秘豆は、捲れた皮の帽子の下で充分存在感を示していた。
瑞季が自身で執拗に責めて、淫らに身を捩っていた姿を思い浮かべ、今からその快感を自分で与えることを思って幸樹は武者震いした。
そのクリトリスの下で、淫口が幸樹を誘うように瑞季の呼吸に合わせて開閉し、妖しい蜜をジュクジュクと垂れ流していた。多すぎる蜜が左右のビラビラや肛門はおろか、床まで汚している様は、瑞季の言った通りの『エッチな○○○○』だと言えた。
「ゴクリ…」
また生唾を飲み込み、甘露を求めた幸樹の口が、ムンムンと発散する牝の匂いに導かれるように、その妖しい穴に近づいた。
ペチュ…
「あっ…」
幸樹の唇が卑猥に縦割れした恥唇に重なり、瑞季が悦びの反応を示した。
ペチョペチョ…
「ああぁ…」
恐る恐る湧き出る愛液を舌先で絡めると、瑞季はその刺激に比例し、より多くの悦びを息子に示した。その牝の反応が幸樹を大胆にした。
ジュルッ、ジュルッ、ジュブブブ…
「あん、あん、ああん」
瑞季は幸樹の頭をかき抱き、身を捩りながら悶えた。
幸樹の舌が本能のままにビラビラをねぶり、肛門を舐め上げ、クリトリスをつつき、淫口に捩じ込み犯した。
「あっ、いやっ、ああん、あああん」
3年ぶり味わう舌の刺激。技も無く、ただ欲するままに吸い付く幸樹の舌使いに、瑞季は母親としての余裕も無くなり、ただの牝として淫らに喘いだ。
そして、牝と化した瑞季の欲望は更なる快感を求めた。
「ああ、ちょうだい、ちょうだい、おまんこにちょうだい、あああ」
言われるまでもない。幸樹は体をずらして、瑞季の女体に覆い被さると、痛いほど勃起を続ける肉棒を掴んだ。
今まで愛液を啜っていた陰部に性急にそれを宛がうと、瑞季の期待感に満ちた卑猥な顔を見ながら、一気に腰を落とした。
「いやあああん、やああああん」
淫口を貫く圧倒的な存在に、幸樹の下で組み敷かれた瑞季の女体はのけ反った。
幸樹は躊躇すること無く、若さをぶつけるように腰を激しく振った。
上向きに反り返った肉棒が幾度も往復し、膣の敏感な部分を擦り上げて、子宮口をも刺激した。
「あっ、あっ、あっ、す、凄…い、あっ、ああん、あああん」
淫らな3人の女達も、若さ溢れるそれが自身の中で激しく往復されることを想像しながら、淫口に差し入れた指を激しく往復させ、ピチュピチュと愛液を飛ばしあった。
「はあ、はあ、す、凄い…」