31号の恥態-5
男達のやり取りを聞いていた瑞季は、水着の股間部分をワレメの中心にまとめてヒモ状にすると、それをグイッと引っ張り上げた。
「あうう…け、毛の中の食い込みおまんこ…、こ、こんな感じになりますが…」
瑞季の言葉に忠は股間にビデオカメラをズームし、新司は瑞季の背中から股間を覗き込んだ。
「おおー、毛の中の食い込みも新鮮でエロい!」
男達の意見は一致した。
『基本、毛の無いのが良い。しかし、たまには毛が有るのも新鮮で良い。とにかくエロいのは大好物だ』
男達がそれを得心したので、この難しい問題は解決した。
男達に自分の股間を褒められ、気を良くしたところで、いよいよ瑞季は始めることにした。
「では、弄ります」
ギャラリーの視線を感じながら、食い込むヒモ状の水着をずらし、再び現れたワレメの中に人指し指を滑り込ませた。
「あうう…」
ヒモ状の布を食い込ませたことで、皮が捲れた状態のクリトリスに指先が軽く触れた。それだけでビリビリと快感を感じた。瑞季は更なる快感を求めて、溢れる愛液に指を絡ませ、クリトリスに円を描くように愛液を擦る付けていった。
「あ…ああ…あああ…」
「ゴクリ…」
敏感になった女体は、息子の生唾を飲む音を聞き分けた。瑞季は愛すべき息子に見せるために、クリトリスを責める指を増やして、左右の人差し指で挟むように捏ねながら、自身の快感を高めていった。
「ああん、見て、見て…、あああん、あああん、いいのぉ、いいのおお、あああん」
溢れる愛液を何度も掬い、クリトリスは元より硬くなった乳首にも擦り付けた。
「お、お母さん、エロい、エロいよ」
「はあ、はあ、瑞季ちゃんたら、オナニー慣れしてるじゃないの…」
自己満足的な感動に飽きた瞳は、義妹の痴態を見ながら、自身もその部分を弄っていた。その横でも美弥子と恵子も同じく自分のワレメの中に指を入れて、モジモジと身を捩らせていた。
3人の女にとって、女の自慰行為を見るのは美味しいオカズになっていた。というよりも、卑猥なことはなんでもオカズにしていた。
しかし、今の主役は瑞季だ。美弥子達にはそれをわきまえる分別もある。脇役に徹した3人は瑞季の邪魔にならないように、眉間にシワを寄せながら必死に声を圧し殺して喘いでいた。
主役の喘ぎが「ああっ、いいわ、気持ちいい、気持ちいい、ああん」に対して、脇役は「くっ…ううっ…」こんな感じだ。
それは股間を弄る動きにも現れていた。主役の動きは激しく躍動的で、水音を立てながら、激しく愛液を飛ばす勢いで弄っているのに対して、美弥子達の愛液は腰を下ろした場所に水たまりを作る感じだ。少し例えるのが難しい。
そんな愛すべき者達に見守れながら、初の公開自慰行為は佳境へと差し掛かっていった。そして…
「ああん、ああん、いい、いい、ああん、イッチャウイッチャウウウウ、ああああん」
女体をビクッビクッと跳ねさせ、潮を撒き散らしながら、瑞季は壮大な絶頂を迎えたのだった。