31号の恥態-4
「やだ、瑞季さん違いますよ。エロ女ですよ、おまんこ31号じゃなくて、エロ女31号ですよ。やあね、瑞季さんたら、自分のことをおまんこだなんて、エッチなんだから」
恵子が瑞季の卑猥な間違いを喜んだ。
「や、やだ、あたしったら…」
恵子の指摘で、ますます恥ずかしくなった瑞季は、体がカーッと熱くなり、身震いするほどゾクゾクしてきた。
「ほほほ、なんて様かしらね。今の瑞季ちゃんは、身内としても凄く恥ずかしくてよ。その中途半端なスケベっぷりは無様だわ。さあ、もう一度言ってご覧なさいよ。そして、もっと自分を辱しめるのよ」
「そ、そんな…」
自分の失敗を辱しめる義姉の言葉に、瑞季は力が抜けそうなほどぞわぞわしてきた。
「何をぐずぐずしてるの、早く言いなさい!」
「あぁ…お義姉さん…」
自分を詰る義姉を見上げると、その目にキラリと光るモノがあることに瑞季は気付いた。その瞬間、瑞季の心と子宮がキューっと締め付けられてしまった。
(あたしのために…)
自分を想う瞳の涙を見て、瑞季の中で何かが突然変異を起こした。
(あたし、あたし…。そうよ、あたしよ!)
瑞季の目に妖しい光りが宿った。
(天国のお兄ちゃん、エッチなあたしを詰って…)
瑞季は再びカメラ目線になった。その目の中の妖しい輝きは、もうさっきまでの流されるままの瑞季じゃなかった。ましてや理性的な瑞季は微塵にも無かった。
「あたしはおまんこクラブのおまんこ31号です。あたしのことは、これからおまんこと呼んで下さい。一番恥ずかしいと思ったのは、恵子さんみたいな水着を着て、オナニーするところを見られることです。だから、恥ずかしい水着を着たおまんこが、おまんこをクチュクチュ弄るので見ていて下さい」
大きな変貌を遂げた女は、それを言い切った。勿論、恥ずかしいという思いを持ちながら、それに堪えるような感じでだ。
そう、その変化はまるで蛹が美しい蝶になるみたいな。ってな感じで普通の主婦が変態になった瞬間だった。
(そ、そうよ、それでいいのよ瑞季ちゃん…貴女はもっともっと羽ばたけるわ)
瞳は瑞季ので成長を喜んだ。しかし、まだまだ成長途中の瑞季に甘い顔は見せられない。瞳は溢れる涙を誤魔化すために、突然クルリと背中を向けると、床に手をついて四つん這いの姿勢で尻を突き上げた。
「ううっ…、ま、まあまあね。辛うじて合格よ。ご、ご褒美にあたしのケツの穴でも見るがいいわ。ううっ…」
(お、お義姉さん…こんなあたしのためにそこまで…)
瑞季はこの感動を忘れることが無いように、瞳の肛門を目に焼き付けるためにガン見した。
(お義姉さんの思いに応えるために、あのお尻の穴を心に刻み込むのよ瑞季)
「ううっ、お、お義母様…ううっ…」
その義理の姉妹の姿に恵子は泣き、新司は照れ笑いを浮かべ、忠は瞳の肛門をつついて勃起した。
幸樹も自分の母親が試練を乗り越えて成長する姿を目の当たりにして、涙と先走り液が溢れて止まらなかった。
そんな感動的な茶番劇の途中で、絶頂の倦怠感から復活した美弥子がギャラリ―に加わった。
「あら?恵子ちゃんの水着なら紐パンだけど、瑞季さんのは穴開きになのね」
「ええ、あたしのおまんこで紐パンにしても、毛が邪魔して恵子さんみたいにワレメが見えないから、穴開きにしてみたんです」
瑞季はワレメの周りに生えた淫毛を引っ張りながら説明した。
「へ〜、考えたわね」
「なるほど、それも一理あるな。しかし毛か…」
忠がポツリとつぶやいた。
「しかし、お義父さん、毛の中に喰い込む紐も面白いかもしれませんよ。僕は毛の無い方が好みですけど、たまには黒々としたのもいいんじゃ無いでしょうか」
新司は瑞季の股間に手を伸ばして、ひさしぶりに味わうそのサワサワとする手触りを感じながら言った。
美弥子達のクラブは、女は等しくパイパンにすることが条件になっている。これは元々忠と新司がパイパンが好きだったことに起因していた。
「う〜む、新司くん、難しい問題だな」
パイパンを深く愛する忠だったが、新司の言葉を真剣に考え始めた。