31号の恥態-2
瑞季は部屋に入ると、重ね着していたシャツと短パンを脱いで水着姿になった。
水着の上から乳首の位置を確かめるように、2度3度と胸を揉み、硬く存在感の増した乳首を摘まみながら、バッグから出したペンでその部分に印を付けた。
両乳首に印を付け終わると水着を脱ぎ、同じくバッグの中から取り出した携帯裁縫道具のハサミを使って、印を付けた乳首部分をチョキチョキと切り取ったのだ。
それが終わると股間部分だ。瑞季は恵子のヒモ状のハイレグを思い浮かべながら、クロッチ部分に指先を触れてみると、その部分はグッショリと濡れていた。
(やだ、お漏らししたみたい…)
指先で濡れ具合を確かめながら、もう一方の手は無意識に自身の股間に伸びていた。ワレメの中に浸入した指先は、多すぎる愛液によって淫口の中にすんなりと入っていった。
クチュ…
『あっ…』
息子のモノを受け入れられると期待した女体が、想像以上に反応していることに気付かされた瑞季だった。
「やあん、ハイレグの真ん中からオ毛毛が出てるわよ。瑞季さん、そこどうなってるの?」
恵子の指摘に瑞季は反射的に股間を手で押さえたが、瞳はそれを許さなかった。
「新司、みんなに見えるように、瑞季ちゃんの足を開かすのよ」
「了解」
「いや…」
瑞季は抵抗しようと身を捩ったが、百戦錬磨の新司には通用しない。新司は瑞季の側に素早く立つと、抱き抱えるようにしながら、その場に腰を下ろさせた。そして、そのまま瑞季の背中に回り込んで腰を下ろし、ギャラリーの目の前に瑞季の水着の股間部分が見えるように膝裏を抱え上げた。
「やだやだあ、離して〜、やあん」
股間を押さえながら身を捩るが、新司の力には敵わない。
「手をどけなさい。それとも一人で帰る?」
瞳がまたもやそれを持ち出して迫った。
「あーん、それもやだあ」
幸樹は子供のように駄々を捏ねる母親が凄く新鮮に見えた。
「じゃあ、みんなに見て貰うのね」
しばらく躊躇していた瑞季だったが、結局、少女が恥じらうような素振りで、俯いたたまコックリ頷いた。
「そうね。それがいいと思うわ。そうだ。折角だから、どこを見て貰うか口にしながら見せなさい」
瞳の意地悪な言葉に、ハッとなって見返した瑞季だったが、瞳の真剣な目を見て観念したのか、もう駄々を捏ねなかった。
真っ赤になった瑞季は、恥ずかしさで震える手を、股間からゆっくりと離した。そしてその言葉を口にした。
「あ、あたしの、お、おまんこです…」
股の中心部分が切り取られていて、その穴から隠すべきワレメが顔を出していた。更に新司によって太ももを抱えられていることで、女の生肉までモロに見えていた。
「きゃあ、お股の穴からおまんこ丸出しよ〜、やあん、エッチエッチ〜」
水着の股間の中央に穴が開いているのを見て、露出大好きな恵子のテンションは、更に上がっていった。
「あらあら、瑞季ちゃん、結構いいモノ持ってるじゃないの。こんなに濡らしちゃって、エッチなおまんこね」
「やあん、バランスの取れた綺麗なビラビラしてる〜。ああん、蜜が溢れてなんて美味しそうなの」
初見の秘部を前に、レズっ気の出てきた恵子は、その部分を早く舐りたくてウズウズしていた。
「本当だ。見るだけでギンギンになる逸品だな。幸樹くん、これなら同級生にも自慢できるぞ。次回は同級生も呼ぶといいな」
忠の思惑は、勿論幸樹の同級生女子の参加を視野に入れている。
「は、はい…」
大人の思惑も知らない純な高校生は、素直に返事を返した。
瑞季の脳裏に、幸樹の同級生達の前で足を開く自分の姿が過った。
(あ、あたし、何やってるの?)
2日前には想像もしなかったことをやっている。欲望に身を任せて、流されるまま股間を曝す一方で、それとは別の知性的な瑞季が冷静に状況を分析していた。
しかしそれだけだ。幾ら冷静に分析しようが、今の瑞季の女体は欲望に支配されていた。そして敏感になっていた神経は、その部分に視線が集まるのをビンビンと感じていた。
(みんなに見られてる…自分の子供にも…)