カリスマ主婦による宴の前座-3
そう思った瞳も、自身に中出しされた息子の精液を自分で堪能することにした。今まで膣内を満たしていた息子の肉棒に代わり、自身の指を差し入れて中に溜まった精液を掻き出した。
掻き出された精液は手のひらに受け止め、それをペロペロと舐めながら、恍惚の表情を浮かべて息子のエキスを味わっていたのだ。
しかし今、瞳は恵子の崇高な行為を前にして、恵子に対する認識が間違っていたことに気付かされ、自身の思慮の無さを恥じていた。それと同時に、恵子の人としての深さを知り、息子の嫁として迎えられることを誇りにも思っていた。
(あたしって、まだまだね…。これだけ体を重ねたのに、恵子ちゃんの度量の大きさを見抜けないなんて)
瞳は自分に股間を舐められて、その都度可愛い声で絶頂を迎えていた恵子を思い返した。
『ああん、ああん、イク、イク、お義母様、お義母様の舌で、イク、イックウウウ』
瞳はそんな恵子の表面上の可愛さしか見ていなかったことを反省した。
(ふう、また1つ嫁に大事なことを教わったわ…)
瞳がため息をついた拍子に、新司に中出しされた精液の残滓が愛液とともに太ももに垂れてきた。瞳は条件反射でそれを指で掬い、その指をペロリと舐めた。
(にっが…)
その精液は心なしかいつもより苦かった。
しかし、次の瞬間、落ち込む瞳の心を美弥子の声が吹き飛ばした。
「もうやだあ、忠くん、いつまでチンタラ腰振ってるのよ〜」
体の下から突然響いた美弥子の声に、恵子はキョトンとし、忠は動きを止めた。
「忠くんたら何年あたしと付き合ってるの?朝から1回もイってないのに、こんなんであたしが満足するとは思ってないでしょうね」
「す、すまん…」
美弥子を愛する忠は反省した。
「恵子ちゃんも」
「は、はいっ?」
突然振られた恵子も驚きで膣がキュンと引き締まった。
「味が薄れてきたわ。おまんこじゃなくておちんちん舐めさせて」
「は、はいっ。新司さん、お願いします」
恵子は慌てて美弥子の顔から陰部を離すと、新司に後を頼んだ。
視界の広かった美弥子は、瞬時に新司の肉棒にロックオンし、直ぐにその獲物に手を伸ばした。
(なんという、飽くなき性の探求心だ)
自分の肉棒にすがろうとする美弥子に、新司は口元を弛ませた。
「こら、少し待ちなさい!」
忠は新司の肉棒に瞬時に伸びた美弥子の手をピシャリと叩いた。
「ううっ、おちんちん、おちんちん、ううっ」
「ほらほら、暴れるな。はい、どうどう」
新司の肉棒にしか目に映っていない美弥子を宥めながら、女体を抱えてクルリと反転させた。
それは前後から肉棒を堪能することが可能な究極の体位。今の美弥子の希望を叶えることのできるバックスタイルだ。
改めて顔の前に差し出された新司の肉棒を、美弥子は授乳期の赤ん坊が母親の乳首を探すように、慌ただしく口一杯に頬張った。
「あむむ…」
新司の肉棒を口に含み、準備の整った美弥子は、忠に催促するように、肉棒が刺さった尻をプルプルと振った。
それに応えた忠が美弥子の尻に激しく腰をぶつけ始めた。
「あももあ、あももむっ、もごごああ、もがああ」
美弥子の女体が前後し、必然的にイマラチオの状態になったが、恍惚の表情を浮かべた美弥子は満足そうだった。
「キャハハッ!さすがエロ女1号ね。見て見てお義母様!しんみりした化けの皮が剥がれて、妖怪みたいに精子を吸い取ろうとしてるわ。きゃあ、新司さん、妖怪エロ女に負けるな〜」
恵子が自分の手を取り楽しそうにハシャぐ姿と、涎を垂らして豪快に絶頂を迎えようとする美弥子の姿に、瞳の中のモヤモヤとした気持ちは一瞬で吹き飛んでいった。
人を無意識に明るくさせる。こういうところが美弥子がエロ女達のカリスマになった由縁だったのだろう。そしてそれは恵子にも受け付かれている。
「キャハハ、見て見てお義母様、妖怪エロ女が、新司さんの正義のデカデカちんぽで、えずいてるわ〜」
(うふふ、この親子には叶わないな…)