着替えの時間-3
「ん?これは何かしら?」
瞳が気になったのは、丁度淫口の位置に指が通るくらいの輪っかの結び目があったからだ。
瞳は気になるその輪っかに指を引っ掛けて引っ張ってみた。
「ひゃあん」
その拍子に恵子が嬌声を上げた。
輪っかを引っ張った途端、それに繋がったピンク色の物体が恵子の淫口からジュルリと出てきた。
「やあねえ、リモコンローター付きなの。さすが美弥子さん、やることが徹底してるわね〜。ねっ、ねっ、これのリモコンは何処にあるの?」
「うふふ、これよ。他にも荷物の中にあるわよ。1人に1個ずつ、ちゃんと6個用意したの。今日の恵子ちゃんは、いつ誰がスイッチを入れるかワクワクして待つのよ」
美弥子は脱いだスカートのポケットからリモコンを取り出して嬉しそうに言った。
瑞季は自分は元より、未成年の幸樹の分もカウントされている事態に一気に血の気が引いた。
(そ、そんなことはさせないわ)
「ちょっ…」
瑞季が瞳に声を掛けようとしたのを制するように、瞳は美弥子に声を掛けた。
「うわあ、それは楽しみね。あたしの分は後で貸して下さいね。それよりも美弥子さん、恵子ちゃんの水着も凄いけど、美弥子さんの水着も中々ね」
「うふふ、いいでしょ。この水着を濡らすと男達はメロメロになるわよ」
「やあね、女でもメロメロになっちゃうわよう。ねっ、ねっ、恵子ちゃんの横に並んで座って見せて」
瞳の頼みを美弥子は素直に従った。勿論基本ポーズの足はM字だ。
「やあん、おまんこモロ見え〜」
瞳の声に釣られて瑞季もその部分に目をやった。薄い布地を通して愛液が染み出ているのがわかった。女から見てもそのとんでもない卑猥さに瑞季の心は挫けそうになった。
「それはそうと、あたし達の水着より、瞳さんの水着は?」
美弥子が言ったとおり、瞳は水着を着ておらず、全裸のままではしゃいでいたのだ。
「水着?ないわよ」
瞳はあっさりと言った。
「えっ?」
瑞季は勿論のこと、美弥子も恵子のその瞳の言葉に驚いた。
「じゃあ、どうするの?さすがに素っ裸で海水浴はできないわよ」
「大丈夫よ。新司に借りたこれを着るから」
瞳はそう言うと、横に置いていた大きめのTシャツを手に取り、頭からすっぽりと被った。
瞳には大きすぎるTシャツは、股下を10cmほど隠し、その分胸元が大きく開いて見えた。しかし、肝心な部分は隠されているので一見大丈夫そうに見えるが、白い布地は涼しげで、薄らと乳首を透かしていた。
「これなら脱がなくても、いつでもどこでも直ぐにおまんこができるでしょ。いつものノーパンと同じね」
それがノーパン健康法では無かった事実を知り、瑞季は目を見開いて驚愕した。
「ああん、その手があったか〜」
美弥子は瞳がTシャツの裾をピラピラ捲って無防備にワレメを見せる姿を見て、真剣に悔しがった。
「ほほほ、瞳お義母様の方が一枚上手だったわね。あたしはホラ、紐を引っ張るだけで直ぐにおまんこできるわよ」
恵子が輪っかを引っ張ると連動してピンクローターがズニュッと出てきた。
「ひゃん」
次々と繰り広げられる卑猥なやり取り。中々切欠を掴むことができず、割り込むタイミングを計っていた瑞季は、恵子がピンクローターを出し入れを始め、それに一瞬2人が見入った隙に声を出した。
「すみません。それって冗談でやってるんですよね。まさか、本気でその格好で幸樹の前に出たりしませんよね」
「えっ?瑞季さん、それってどういう意味なの?どこが変なの?」
瑞季の強い口調に美弥子がやんわりと対応した。
一抹の期待を込めて、それが冗談だと言って欲しかった瑞季だったが、美弥子の開き直りにカチンときた。
「全部です!どこにそんな格好で海水浴に行く人が居ますか!バかにしないで下さい」
「あら、ここに居るわよ」
「もういいです!あたしは幸樹を連れて、今すぐ帰らせていますから」
美弥子の返しに、瑞季が切れた。